東京都檜原村 都内にあった天然スキー場を探せ(第2次探索-3・最終回)
【16年10月30日探索・11月3日公開】現在地はこの辺(地図表示後「+」ボタンを11回ほどクリックして下さい)。この地形、千間台スキー場はここで間違いなさそうだ。あとは、千間台スキー場の木標を探すだけだ。なので、かなりキョロキョロしながらもう少し登っていく。尾根筋まで上がってきたようだ。道標がここにもあった。まっすぐ進むと浅間嶺だが、左折すると松生山、という分岐の道標だった。キョロキョロしていると...
View Article栃木県日光市 国道122号線旧栃木平橋(おまけ有)(後編)
【16年9月25日探索・11月5日公開】現在地はここ橋を渡り振り返った。この橋が昭和10年竣工で細尾峠経由の日光方面への車道開通が昭和11年、以来相当の交通量を捌いてきた橋の末路としては哀れな気もするが、この廃れ具合、独特の廃美は気に入った。ちなみに、こちら側には親柱はなかった。橋の先で道は急な左カーブを描く。道路の幅員は、さすが元国道なので7mくらいはあろうか。また、舗装も少しだけだが、残っている...
View Article東京都檜原村 都内にあった天然スキー場を探せ(第3次探索-1)
【16年11月6日探索・11月9日公開】現在地はここ記事としてはこの記事に続編になる。東京都西多摩郡檜原村には昭和27年から昭和29年(ころ)まで天然雪のスキー場があった。前回、その場所の推定まではできた。この探索に当たってはCOOさん、やまいもさんからの有力情報を頂きながら第2次探索を済ませたのだが、そうなるとあとの目的はただひとつ。この画像にも出てくる「千間台スキー場」の木標を探し出す事だった。...
View Article東京都檜原村 都内にあった天然スキー場を探せ(第3次探索-2)
【16年11月6日探索・11月10日公開】現在地はたぶんここ時坂集落もかなり上の方まで来た。ここから矢印方向にあったのが・・・怪しげな桟橋のような橋が架かっていた。渡ってから振り返って撮影した。画像では怪しい雰囲気までは伝わりにくいかな・・・林道をさらに進む。コンクリ製のガードを見ながらさらに登っていく。道端にトイレがあった。秩父多摩国立公園時坂路傍施設便所という何か物々しい名で東京都が設置している...
View Article東京都檜原村 都内にあった天然スキー場を探せ(第3次探索-3
【16年11月6日探索・11月11日公開】現在地はここ林道を逸れ、この先はハイキングコースとなる。その車道終端付近に橋が架かっていた。けっこう新しめの橋だなと思っていたら、親柱にはなんと手書きで「瀬戸沢橋」という名と「平成二十五年」という記載があった。そして現橋の下には一部旧橋の遺構が残っているのが見えた。この建物が「瀬戸沢の一軒屋」であり、現在はそば屋として使用されている建物になる。営業が4月~1...
View Article東京都檜原村 都内にあった天然スキー場を探せ(第3次探索-4)
【16年11月6日探索・11月12日公開】現在地はこの辺<縮尺が小さく出るようです。11回ほど拡大してください>最終決戦、なんてオーバーな表現な気もするが、要はこの場所がスキー場だった事に関して「強い推定」で終わるのか、「断定」出来るのかという違いだ。ところでこの辺からの雰囲気はCOOさんの記事の6枚目の場所とほぼ同じではないだろうか?足元近くにこんな金属部品付きの木が埋まっていた。スキー場木標と関...
View Article東京都檜原村 都内にあった天然スキー場を探せ(第3次探索-5・最終回)
【16年11月6日探索・11月13日公開】「地図ロイド」アプリでの現在地を表示してみた。実際の場所はもう数ミリ右の、曲がり角付近かと思うがまあGPSの誤差範囲か。私は左方向から登って来た。そこには道標があり、右に行くと浅間嶺、正面方向が松栄山という案内があった。で、その正面方向だが、さらに先の方に松栄山への道標と、もうひとつ立て札がある。それに近づいてみると、それなりに年季が入った「この先、行き止ま...
View Article90万HIT記念 栃木県日光市 県道250号線不通区間(その2)
【16年8月13日探索・11月16日公開】こんな、およそこんな道が県道指定されているなんて想像もつかない、ただの山道だ。この岩の多い道を降りて行くと・・・下った先が峠になっているようだ。現在地はここここが半月峠(標高1549m)だ。このまま直進するとこの峠が開削される前・大正9年以前の、いわば旧道になる阿世潟峠(標高1417m)に到達する。右折すると狸窪(むじなくぼ)、つまりは昨日の記事に出てきた八...
View Article90万HIT記念 栃木県日光市 県道250号線不通区間(その3)
【16年8月13日探索・11月17日公開】現在地はこの辺なぜかこのあたりにだけトラロープが張ってあった。設置は最近のものではない事はロープの色の褪せ具合で推測されるが、半月峠からここまでまったく現代の人間の匂いが感じられなかったので、何だかホッとした。半月峠からここまで、ほぼこんな笹藪の道がずっと続いている。見えない路面の下に何かあるのではという点もずっと気になったのだが・・・そんな事よりも笹につい...
View Article90万HIT記念 栃木県日光市 県道250号線不通区間(その4)
【16年8月13日探索・11月18日公開】現在地はここ私はこの場所でびしょ濡れになった靴と靴下を脱ぎ、しばしの休憩を取った。で、この場所を発つのだが、この車道は「神子内治山資材運搬路」という名前である事を知った。すぐに、何かの看板があった。離合スペースあり・・・??ちなみに設置者は群馬森林管理所となっていた。ここでまた景色をどうぞ。こんな展望はこの場所を最後にほとんどなかった。車道に出たという事は、...
View Article90万HIT記念 栃木県日光市 県道250号線不通区間(その5)
【16年8月13日探索・11月19日公開】現在地はここ地図では道が描かれていないが、実際は少し下まで延びてきているように描かれている道がつながっている。私が進むべき道は、この右のはずだ。道、あるのか??半信半疑・・・もう少し進んだら、道が現れた。車道(資材運搬路)を造った際に手前部分は多少破壊されたのだろう。地図にも描かれていたように何段かの細かい切り返しになっており、七曲りと呼ばれていたようだ。そ...
View Article90万HIT記念 栃木県日光市 県道250号線不通区間(その6)
【16年8月13日探索・11月20日公開】見失っていた道を再び見つけ歩を進めた。対岸が派手に崩れている場所を通過。ちなみに、今の場所がこの辺になる。その先、少し進むと、昔の街道らしい道が現れた。築堤を石垣で固めたような造りだ。ここまで見た限りでは一番ちゃんとした石垣だった。その先には小さな橋が、そこに架かっていたという事が辛うじてわかる形状で残っていた。さらにその先にも・・・これに至っては本当に橋の...
View Article90万HIT記念 栃木県日光市 県道250号線不通区間(その7)
【16年8月13日探索・11月21日公開】現在地はこの辺左岸側の道は約100mくらいだ。その下流でも渡渉になる事はわかりきっていたので、私はこの100mをサンダルのまま進んだ。3度目の渡渉になる直前の場所にやや簡易的ながら道標が掲げられていた。いつくらいからここに掲げられていて、どれほどの人たちに見られたのだろうか?今では滅多に目にする人間はいないが。渡渉地点横には、橋台が残っていた。橋自体は、木橋...
View Article90万HIT記念 栃木県日光市 県道250号線不通区間(その8)
【16年8月13日探索・11月22日公開】現在地はここ二ノ茶屋跡(古い地図から私はそう読んだが、一の茶屋とするとする向きもある)の全景を撮影し、この場所を後にした。この道が県道になったのは大正9年で、茶屋が造られたのもその前後だろうか。それにしても圧巻だな・・・こんな華奢な橋が架かっているが、本来のものではなかろう。この日の私の終点はわたらせ渓谷鉄道の間藤駅だ。列車は1時間に1本もないので、乗り遅れ...
View Article