【16年9月25日探索・11月5日公開】
現在地はここ
橋を渡り振り返った。この橋が昭和10年竣工で細尾峠経由の日光方面への車道開通が昭和11年、以来相当の交通量を捌いてきた橋の末路としては哀れな気もするが、この廃れ具合、独特の廃美は気に入った。
ちなみに、こちら側には親柱はなかった。
橋の先で道は急な左カーブを描く。
道路の幅員は、さすが元国道なので7mくらいはあろうか。
また、舗装も少しだけだが、残っているのが見えた。
また、舗装も少しだけだが、残っているのが見えた。
ほどなく現道に合流する。
合流した先にあるのはチェーン脱着場だが、これも旧道の線形を流用しているっぽい。
合流した先にあるのはチェーン脱着場だが、これも旧道の線形を流用しているっぽい。
現在地はここ
田元交差点から120mほど進んだ場所にあるのがこの場所だ。
左側に架かるのが田元橋、昭和2年の架橋であるらしいが、このピントラスの橋は明治年間に製作されたものの移設であるらしい。
で、右側のがそこそこ有名な、わたらせ渓谷鉄道第一松木川橋梁だ。
で、右側のがそこそこ有名な、わたらせ渓谷鉄道第一松木川橋梁だ。
大正2年(1913)架橋(大正3年説もあり)の鋼製桁橋だが、橋脚は頂部まで石貼りした石積躯体に、イギリス製トレッスル橋脚を載せている。トレッスル部分は日本鉄道の盛岡~八戸間から移設されたようだ。
川の右岸近くから振り返るように見ると、2本のトレッスルが見える。
7年ぶりに来ても顕在であるところが嬉しかった。
7年ぶりに来ても顕在であるところが嬉しかった。
(おわり)