群馬県高崎市 里見軌道? 謎の遺構再訪(後編)
【15年5月17日探索・5月26日公開】現在地はこの辺崖はそれなりに急だが、木が多く手がかりがあるので比較的すんなりと河原に降り立った。で・・・やっぱり、変化があった。できれば5年前の記事と比べながら見てほしい。以前は崩れていないものが崩れ落ちていた。遺構本体の、ちょうど横から見たところだ。読者の方にも意見を頂こうと思い再訪したのだが、原型を留めているとは言い難くなってしまった・・・いろんなものが崩...
View Article山梨県甲州市 大府羅沢水路橋への道(その1)
【15年4月19日探索・5月27日公開】3年前、ブックオフで購入した「日本の近代土木遺産(土木学会編)」は私の愛読書のひとつだ。その本の山梨県の欄に「初鹿野発電所...
View Article山梨県甲州市 大府羅沢水路橋への道(その2)
【15年4月19日探索・5月28日公開】現在地はこの辺地図との照合だが、どう見ても破線の道として描かれているルートではなかった。ここなどは別になんて事はないように見えるだろうが、実際はかなり怖い場所だった。ま一応あるかないかわからない位の平場だが、そこには落ち葉が大量に溜まっており、下の素の地面状況が不明な事だ。滑りやすい岩とかだと危険なのだ。もしも滑落した場合、この斜面ではどこで止まるのかもわから...
View Article山梨県甲州市 大府羅沢水路橋への道(その3)
【15年4月19日探索・5月29日公開】現在地はこの辺この場所が元々の破線の道なのか、東京電力の管理用通路なのかはわからなかったが、この先の階段の造りには見覚えがあった。この厚手のゴムで階段のステップ部の崩落防止をしている。これは間貫沢竪坑近くの階段で見たものと同じ造りだった。という事はここは既に東京電力の管理に使われているルートと考えて大丈夫だという事だった。その先には、まともな橋が架かっていた。...
View Article山梨県甲州市 大府羅沢水路橋への道(その4)
【15年4月19日探索・5月30日公開】現在地はこの辺竹ノ沢竪坑から「本線」に戻る途中だ。往路でも通行した大府羅沢と思しき川を渡る「橋」なのだが、やっぱりこれは落橋したものを応急処置的に修理しとりあえず使用しているように見えた。「本線」を小走りに上がっていく。もう少しだ・・・そして、ついに見えてきた。路面はこんななので慎重に近づく。石造りのアーチ橋である事が確認できた。6連であるようだ。向かって右側...
View Article山梨県甲州市 大府羅沢水路橋への道(その5・最終回)
【15年4月19日探索・5月31日公開】現在地はこの辺最終回はいわば脱出編になる。往路で道路ではない斜面を下ってきたのがこの辺だった。帰路は、往路の通りに戻ろうという気はなかった。この東京電力の巡視路を通り、それがどこに出るかのかを確かめたかったのだ。なので、斜面を登る事などせず、その先に進む。これだけ綺麗に整備されている道なのだから、帰路は楽勝だな、きっと・・・そんな事を考えながらやや小走りに歩く...
View Article静岡県静岡市 激レア? 軌道人道併設橋
【15年3月22日探索・6月3日公開】 yahoo ブログがしばらくアクセスエラーになっていて、記事が書けなかったので、本日は小ネタでご勘弁を。。現在地はここ→ http://yahoo.jp/NHvho1静岡県静岡市清水区高山...
View Article埼玉県小川町~寄居町 東上線に絡む道路(後編)
【15年4月26日探索・6月4日公開】現在地はこの辺カントリーサインがあるわけでもないが、ちょうどこの辺が比企郡小川町と大里郡寄居町の境になっている。なので、ちょっとだけ進んだところには「寄居町基準点」と書かれた標柱が建っていた。道路が線路よりも低い位置になってきた。この先で道路は線路をくぐる。これがその橋になる。高さは充分あるのだが、見た瞬間「狭いな」と思った。実際に測ってみると、1ヘリオスあまり...
View Article群馬県高崎市 厚労省施設の未成道(中編)
【15年5月4日探索・6月6日公開】現在地はこの辺道は、一時的ではあるが鬱蒼とした場所になった。少し進んだらまた明るくなってきた。ところでこの道だが、廃道と考えるのがちょっと不自然なのだ。道幅は広い。6mくらいはあろうか。未舗装だという事を考え合わせると、ここは未成道ではないかと考える(後述するが、後ほどそれが確信に変わる)山火事注意の看板が立てかけられていた。何だか、ちょっと開けた場所になった。ま...
View Article群馬県高崎市 厚労省施設の未成道(後編)
【15年5月4日探索・6月7日公開】現在地はこの辺右側の石垣施工がいかにも昭和40年代的だ。それにしても道幅、広いな。7mほどもあるだろうか。あれ!実はもっと以前の場所からそうだったようで、今更ながらなのだが、道の両側に異変がある事に気づいた。まず右側だ。明らかに段がある!これは言わずと知れた歩道として造られた部分だ。そしてそれは右側だけではなく、左側も同様に1m程度の幅で歩道が用意されていたのだっ...
View Article神奈川県相模原市 横浜水道・三井用水取入口跡(後編)
【15年1月17日探索・6月9日公開】現在地はこの辺石碑のところからさらに数段の階段を下り、水面がすぐそこに見える位置まで下ってきた。そこには何か溝のような構造物があった。そして、何か説明板のようなものがある。見てみよう。説明板だった。そこにはこのような事が書かれていた。ここは、明治20年に完成したわが国で初の近代水道である横浜水道創設時の取入れ所跡です。建設時は道志川と相模川の合流する地点に2個の...
View Article埼玉県寄居町 東上線線路下・気になる道(中編)
【15年4月26日探索・6月12日公開】現在地はこここの先にまた線路をくぐる何かがあるようだ。おおっ!半卵型カルバートだ。この区間は大正14年(1925)7月に開通したのだが、大正12年開通・武蔵嵐山~小川町間や大正15年開通・根古屋線と同じ年代に出来たので、兄弟のようなイメージだ。その内部は未舗装、水路併設型だった。カルバートを抜けると、向こう側にあったのは、農業用のため池だった。じゃあ次に行こう...
View Article埼玉県寄居町 東上線線路下・気になる道(後編)
【15年4月26日探索・6月13日公開】現在地はこの辺道は緩やかに上っている。左の擁壁は昭和4、50年代を感じさせる施工だが、この盛ってある道の路肩の施工は・・・モルタルは使われていたものの丸石の石垣風の造りだった。ここはもっと古くの年代の施工であろうか?道路は・・・明らかに廃道だった。引き返そうかとも思ったが、山の中ではないので遭難のリスクは低い。結局そのまま進んでしまった。もう完全にシングルトラ...
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