【15年5月17日探索・5月26日公開】
現在地はこの辺
崖はそれなりに急だが、木が多く手がかりがあるので比較的すんなりと河原に降り立
った。
った。
で・・・
以前は崩れていないものが崩れ落ちていた。
遺構本体の、ちょうど横から見たところだ。
読者の方にも意見を頂こうと思い再訪したのだが、原型を留めているとは言い難くな
ってしまった・・・
読者の方にも意見を頂こうと思い再訪したのだが、原型を留めているとは言い難くな
ってしまった・・・
いろんなものが崩れていた。
完全に組み立てられれば何かわかるかもしれないが、私はこれだけ大きなパズルをす
るだけの力は持ち合わせていない。
完全に組み立てられれば何かわかるかもしれないが、私はこれだけ大きなパズルをす
るだけの力は持ち合わせていない。
とりあえず、撮れるだけの画像は撮っておこう。
次回来ることがあっても瓦礫の山になっていかねなかった。
次回来ることがあっても瓦礫の山になっていかねなかった。
ところで、これが何であるのか?だが・・・もう少し考察してみる。
「隧道部」はたぶん今回でくぐり納めになるだろう。
5年前でも充分怖かった。
今回、さらにスリルは増していた。
今回、さらにスリルは増していた。
私はこれを1往復したのだが、気分的にはイヤなものだった。
鉄筋も入っているので即崩れ落ちる事はないだろう。とは思ったが、それでも
少なくとも他人に勧められるものではなかった。
鉄筋も入っているので即崩れ落ちる事はないだろう。とは思ったが、それでも
少なくとも他人に勧められるものではなかった。
反対側だ。
大まかな原型はまだ保っているが、この鉄筋によって辛うじてぶら下がった状
態のものは元々何だったんだろうか?
大まかな原型はまだ保っているが、この鉄筋によって辛うじてぶら下がった状
態のものは元々何だったんだろうか?
もう少し引いて撮影した。
穴の部分もあやしいが、基礎部分も充分怪しかった。
穴の部分もあやしいが、基礎部分も充分怪しかった。
さて、この遺構の考察だが・・・
崩れ落ち、河原に転がっているものから考えてみた。
この形状・・・
これは水が流れる場所ではなかろうか?
これは水が流れる場所ではなかろうか?
そうなると、軌道関連の遺構である可能性は低いと言わざるを得ず、やはり・・・
約100m上流にある、里見発電所の取水口の、旧施設なのではないかと思う。
「隧道部」も水が流れる場所だったのではないだろうか?
崩れた巨大瓦礫はあるいは堰があったものだったかもしれない。
「隧道部」も水が流れる場所だったのではないだろうか?
崩れた巨大瓦礫はあるいは堰があったものだったかもしれない。
裏付けるべく古い航空写真を探したが、昭和22年版しかなく解像度が低かった。
判然としなかったが、現在の堰の場所より下流に堰らしいものがある雰囲気があ
った。
あと、ここ里見発電所は大正7年に完成しているが、あの取水口はどう見たって
大正時代のものには見えない。
昭和39年の航空写真には今の堰であろうものが写っていた。
にしたって、50年以上経過している事になるが・・・
判然としなかったが、現在の堰の場所より下流に堰らしいものがある雰囲気があ
った。
あと、ここ里見発電所は大正7年に完成しているが、あの取水口はどう見たって
大正時代のものには見えない。
昭和39年の航空写真には今の堰であろうものが写っていた。
にしたって、50年以上経過している事になるが・・・
(おわり)