【15年5月4日探索・6月5日公開】
現在地はここ
群馬県高崎市乗附町 高崎のシンボルとも言える白衣大観音が見える。
この先の、国立のぞみの園(知的障害者総合施設)の先に、どうも通行できない道路があるようで、それを確かめるべく現地へと向かった。
地図を見る限り、特にここから私道になるようには描かれていないようだった。
実際はこの門から向こう側は「のぞみの園」の敷地になるようだが、特に通行を咎めるような文言は見当たらなかった。
実際はこの門から向こう側は「のぞみの園」の敷地になるようだが、特に通行を咎めるような文言は見当たらなかった。
敷地内なので、あまりツッコんでも仕方ないが、見かけない標識やセンターラインが珍しかった。
メインの施設群を過ぎると道路は下りに入る。
坂を下ると橋が見えてきた。
名前がわからないな、この橋。
構造もなぜか気になるな・・・
構造もなぜか気になるな・・・
そんな訳でもう一度橋の手前側から降りて構造を見てみた。
よくは見えないが、ちょっと意外な、リブアーチ橋だった。
よくは見えないが、ちょっと意外な、リブアーチ橋だった。
そして銘版も探したらありました!
十貫山橋、1970年7月の竣功である。
施工主は厚生省、製作は三井造船、橋ではあまり見かけないと思っていたが、ちょっと調べたら私が不勉強だっただけのようだ(現・三井造船鉄鋼エンジニアリング)。
施工主は厚生省、製作は三井造船、橋ではあまり見かけないと思っていたが、ちょっと調べたら私が不勉強だっただけのようだ(現・三井造船鉄鋼エンジニアリング)。
現在地はここ
その、十貫山橋を渡りきると、道なりは右方向なのだが、左側にも分岐がある。
その先は明らかに供用されていないようで「悪路のため通り抜け出来ません 国立コロニー」という看板と、バリケードに「車両通行止」の表示があった。
その先は明らかに供用されていないようで「悪路のため通り抜け出来ません 国立コロニー」という看板と、バリケードに「車両通行止」の表示があった。
この看板の「国立コロニー」だが、これは昭和46年(1971)にのぞみの園が出来た時の名前である。
手前の橋が昭和45年だから、ここから先の廃に見える道も同じ時代に造られた可能性が高いと見た。
手前の橋が昭和45年だから、ここから先の廃に見える道も同じ時代に造られた可能性が高いと見た。
「車両通行止」なので、単独で進もうと思う。
上の画像から10mくらい進んで振り返った。
まだ先程のバリケードが見える位置だが、木々に隠れていた「止まれ」標識と「園内周遊道路につき徐行」という看板を発見した。
(中編につづく)