【15年4月19日探索・5月30日公開】
現在地はこの辺
竹ノ沢竪坑から「本線」に戻る途中だ。
往路でも通行した大府羅沢と思しき川を渡る「橋」なのだが、やっぱりこれは落橋した
ものを応急処置的に修理しとりあえず使用しているように見えた。
往路でも通行した大府羅沢と思しき川を渡る「橋」なのだが、やっぱりこれは落橋した
ものを応急処置的に修理しとりあえず使用しているように見えた。
「本線」を小走りに上がっていく。
もう少しだ・・・
もう少しだ・・・
そして、ついに見えてきた。
路面はこんななので慎重に近づく。
石造りのアーチ橋である事が確認できた。
6連であるようだ。
6連であるようだ。
向かって右側から観察してみよう。
改めて、大正7年竣功の大府羅沢水路橋だ。
土木遺産(Cランク)に登録されていながら、これまでその画像は少なくとも私が調
べた限りでは見ることができなかった。
右側(上流側)は3連のうち真ん中の1連だけがアーチのスパンが広い。
迫石の施工も、両側の狭いアーチのものは違う手法が採用されていた。
土木遺産(Cランク)に登録されていながら、これまでその画像は少なくとも私が調
べた限りでは見ることができなかった。
右側(上流側)は3連のうち真ん中の1連だけがアーチのスパンが広い。
迫石の施工も、両側の狭いアーチのものは違う手法が採用されていた。
アーチ下側になる。
鍾乳石が出ているような感じだった。
鍾乳石が出ているような感じだった。
今度は向かって左側(下流側)だ。
境界柱のようなものが転がっていた。
脇の階段を上がっていき、これが水路の下流側坑口になる。
そこで振り返った。
水路上流側という事になる。
水路橋は「く」の字型なので反対側坑口をここから見ることはできない。
水路上流側という事になる。
水路橋は「く」の字型なので反対側坑口をここから見ることはできない。
水路はコンクリートで出来ているように見えるが、オリジナルなのだろうか??
最後に、「く」の字のほぼ全景をどうぞ。
(その5・最終回につづく)