山梨県大月市 新笹子隧道・謎の横穴の正体を探れ(後編)
【13年3月3日探索・6月18日公開】現在地はこの辺砂防ダムがあった。今までの探索では砂防ダムが出てくると必ず私の負けになる。それは私が勝手に描く妄想(体よく言えば仮説)の道路がたいてい砂防ダムのための作業路だったというオチになるからだった。この砂防ダム、昭和46年度の事業だった。不動尊橋とほぼ同時期なので、橋が架かりその最初の仕事は砂防ダム工事車両の通過だたおかもしれなかった。その先、簡易舗装され...
View Article栃木県日光市 滝のための県道?!(その1)
【13年4月28日探索・6月19日公開】現在地はこここの探索が時間切れ等で先に進めなかった場合に、行こうと思っていた場所になる。日光市の国道120号線沿いに2本の行き止まり県道がある。その路線名は「寂光滝線」と「裏見滝線」という。観光地らしいと言ってしまえばそれまでのような気もするが、そのアクセスのために県道指定するにはいささかマイナーな気がして、どんな道なのかが気になっていた。なので、連載で県道2...
View Article栃木県日光市 滝のための県道?!(その2)
【13年4月28日探索・6月20日公開】現在地はここ駐車場の先まで進んでみた。その先は一般車両通行禁止の林道と山道だ。あれ?0kmのキロポストはどこ??その場で駐車場方向を振り返ったところ、ちゃあんと、ありました!起点とかいう表記ではなく、0kmのキロポストである。県道195号線レポはこれにて終了なのだが、せっかくだから裏見滝まで行ってみよう。こんな落石銀座を過ぎ・・・こんなオーバーハングの下を通り...
View Article栃木県日光市 滝のための県道?!(その3)
【13年4月28日探索・6月21日公開】現在地はここ続いてやってきたのは田母沢を渡ったところから分岐する県道194号線だ。次の交差点を左折する。入口付近からして、先ほどの県道195号線よりも険道臭がある。そんないきなり離合困難の道だったりするが、このホテル付近は広い。とは言え、中央の白線は路肩を示すようで、決して道路の幅員が広いわけではないようだ。その先に2kmのキロポストがあった。県道194号寂光...
View Article栃木県日光市 滝のための県道?!(その4)
【13年4月28日探索・6月22日公開】現在地はこの辺栃木県道、ホントに律儀だな。道ばたにはちゃんと1kmのキロポストが建っていた。左側が少し明るい。ここには何かあったのかな??企業の保養所のようだが、現在は使われていないようだ。ひょっとしたら整備して夏場だけ営業するかもしれないが。路肩注意も県設置だ。険道の様相が濃くなってきた。こんな空積の石垣が素敵だ。この先にある若子神社の参道としての歴史を感じ...
View Article栃木県日光市 滝のための県道?!(その5・最終回)
【13年4月28日探索・6月23日公開】現在地はここ予告通り、この場所での驚きの3連発をお伝えしよう。まずは、今渡ってきた県道(のはず)の橋だが、その施工にとてつもない違和感があったので、横に回ってみて驚いた。今渡ってきた仮設橋の下に、木の橋が明らかに朽ち果てた状態でまだその姿を留めていたのだった。と言っても辛うじて残っていたのは桁部分だけのようだが・・・上流側にももちろん回ってみた。残念な事に下側...
View Article茨城県常陸大宮市・城里町 国道123号那珂川大橋
【13年5月26日探索・6月24日公開】茨城県常陸大宮市野口と東茨城郡城里町御前山の間に架かる国道123号線の那珂川大橋だ。まずはほぼ全景を見て頂こう。ここから見る限り、さほど古いものにも見えないが・・・現在地はここ常陸大宮市野口側から見てみよう。昭和24年の銘版があった。頑丈そうに見えるが、当時の基準の2等橋で、設計は県道程度の交通量だった事が伺える。構造は4連の鋼製ランガートラス下路式、といった...
View Article山梨県富士吉田市~鳴沢村 富士林用軌道跡探索(その1)
【13年6月23日探索・6月26日公開】(地図はクリックすると大きくなります)昭和27年の5万分の1地形図「山中湖」に描かれていた、富士山北麓・富士吉田市から鳴沢村三合目近くまでの林用馬車軌道の跡が以前より気になっていた(マピオン地図に赤線で手描きした路線)。しかし、ウェブ上には情報が皆無であった。図書館等もいろいろ探してみたがこれまたすべてが空振りだった。また、期待していた「トワイライトゾーンマニ...
View Article山梨県富士吉田市~鳴沢村 富士林用軌道跡探索(その2)
【13年6月23日探索・6月27日公開】現在地はここ全体図ではここ軌道跡が合流したはずの未舗装路は再び分岐する。ここは右側で間違いなかろう。坂を下った先には川があり、橋が架かっていた。川の名は神田掘川、相模川水系の河川だ。最終的に海に流れ込むのは馬入川(神奈川県茅ヶ崎市と平塚市の境)だというのが感慨深い。現在架かっている橋の名は不明で、もちろん軌道時代のものとは思えない。橋の下に軌道時代の遺構がない...
View Article山梨県富士吉田市~鳴沢村 富士林用軌道跡探索(その3)
【13年6月23日探索・6月28日公開】富士山の秘密を暴いてやろうと意気込んでやって来たが、序盤で躓いた。迂回路として県道701号線を通り以前の探索で通ったこの場所を通過する。現在地はここ全体図ではここ東富士五湖道路脇から10mほど軌道跡らしい道をもどった。で、回れ右をして、改めて探索を再開しよう。高速のカルバートをくぐり、先に続いている道に入る。道路としてはただの未舗装ダブルトラックで、あまり面白...
View Article山梨県富士吉田市~鳴沢村 富士林用軌道跡探索(その4)
【13年6月23日探索・6月29日公開】現在地はここ全体図ではここ軌道跡は県道716号線によって、おそらく300m程の区間が完全消滅していたが、ここを左折するところから痕跡が復活するようだ。ここがNHK大河ドラマ・義経オープニング撮影地らしい。私にとってはそれよりも手前にあった「クマ注意」の看板の方が気になった。100mほど進む。昔の地形図が正しければ、このあたりからこんな感じで進んでいた事になる。...
View Articleまたエクシリム
3年前から活躍してきた現行・エクシリムH10の後継機もまたカシオ・エクシリムにしました。(ZR400) 私は1日の探索で最高530枚も撮影した事があるので、やはり電池の持ちが重要なんです(エコモードにすれば一応640枚撮れるようなので)。 今度はナイトモードにするとISO25600にもなるそうなので、廃隧道でも鮮明な写真が期待できるかも!! でも、とりあえず明日は仕事なんで、初使用は来週以降かな。
View Article山梨県富士吉田市~鳴沢村 富士林用軌道跡探索(その5)
【13年6月23日探索・6月30日公開】現在地はここ全体図ではここ林用軌道跡と思われる掘割が吉田胎内樹形の近くで見つかった。この道を進んでいこう。それにしても何か遺構的なものはないものだろうか・・・そう思いながら進んでいると、道の両側に変化があった。道の両側は沈んでいる、つまりは道部分だけが築堤のような造りになっている場所があったのだ。こ、これは!!当然、横から見てみる。おお!!これだけで林用軌道の...
View Article山梨県富士吉田市~鳴沢村 富士林用軌道跡探索(その6)
【13年6月23日探索・7月1日公開】迂回中・・・船津林道という名の林道だ。この日だけで何回「クマ注意」の看板を見ただろう。ずっと上りだったので、上からクマが出た場合は下れば逃げ切れそうだが、下側から迫ってきたら・・・現在地はここ全体図ではここやたら広い道だと思ったら、半分は駐車場だった。ここは「全国育樹祭記念広場」という場所らしい。平成2年に皇太子殿下を招いての全国育樹祭が行われた場所で、愛子さま...
View Article山梨県富士吉田市~鳴沢村 富士林用軌道跡探索(その7)
【13年6月23日探索・7月2日公開】現在地はこの辺全体図ではこの辺元・軌道であったはずの富士林道を進む。富士林用軌道はこの先の大半が富士林道になったものと思われる。が、もちろん疑いの眼差しでキョロキョロしながら坂を上っていく。なので、沿道にこんな場所があると「これは!」と思い寄っていく。・・・が、これは違うな。元はこの間にも樹が植わっていたのだろう。何箇所もこんな感じの場所があったが、これは何かの...
View Article山梨県富士吉田市~鳴沢村 富士林用軌道跡探索(その8)
【13年6月23日探索・7月3日公開】現在地はここ全体図ではここ林道の交差点を直進し、富士林道を進んでいく。1kmほど進むと何かまた道と交差するようだった。現在地はここ交差した相手は精進口登山道だった。ちなみに、ここでの地図リンクはyahoo地図としたが、それには理由があった。yahoo地図のこのい縮尺だけ、交差する登山道が県道色で塗られている。精進口登山道は県道702号富士精進線として指定されてい...
View Article山梨県富士吉田市~鳴沢村 富士林用軌道跡探索(その9・最終回)
【13年6月23日探索・7月4日公開】現在地はこの辺全体図ではこの辺現道と距離が合わないキロポストは大変気にはなったが、それはまた今後の宿題にしよう。昭和21年応急修正版5万分の1地形図「富士山」を見る限りそろそろ終点であり、それは林道を外れて少し入った場所であるようだった。それ以前、昭和4年版あたりではもう少し奥まで軌道はあったように描かれていたが。左側、何かあるぞ!樹形の跡だろうか?山梨県教育庁...
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