【13年5月26日探索・6月24日公開】
茨城県常陸大宮市野口と東茨城郡城里町御前山の間に架かる国道123号線の那珂川大橋だ。
まずはほぼ全景を見て頂こう。
ここから見る限り、さほど古いものにも見えないが・・・
まずはほぼ全景を見て頂こう。
ここから見る限り、さほど古いものにも見えないが・・・
現在地はここ
常陸大宮市野口側から見てみよう。
昭和24年の銘版があった。頑丈そうに見えるが、当時の基準の2等橋で、設計は県道程度の交通量だった事が伺える。
構造は4連の鋼製ランガートラス下路式、といったところか。
昭和24年12月に完成したこの那珂川大橋だが、先代の橋は大正14年(1925)架橋の木橋で、昭和16年、19年、20年、22年と4回も流失したそうだ。
昭和24年12月に完成したこの那珂川大橋だが、先代の橋は大正14年(1925)架橋の木橋で、昭和16年、19年、20年、22年と4回も流失したそうだ。
で、この橋にも逸話があって、その架橋工事中に足場が流失し、橋体が墜落した事があったそうだ(土木学会 橋梁史年表より)。
この橋、5.5mしか幅員がないので自転車走行は危険だし迷惑なので昭和53年架橋の歩道橋を利用したが、車道橋を渡るとこんな感じだ。
城里町側に来た。
そう言えば、だあ、昭和20年代架橋の鋼製多径間橋って、あまり見た事がないかも・・・