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山梨県富士吉田市~鳴沢村 富士林用軌道跡探索(その7)

【13年6月23日探索・7月2日公開】


現在地はこの辺

全体図ではこの辺

元・軌道であったはずの富士林道を進む。
富士林用軌道はこの先の大半が富士林道になったものと思われる。

が、もちろん疑いの眼差しでキョロキョロしながら坂を上っていく。





なので、沿道にこんな場所があると「これは!」と思い寄っていく。

・・・が、これは違うな。
元はこの間にも樹が植わっていたのだろう。
何箇所もこんな感じの場所があったが、これは何かの境界を示すためか、間引きして光が当たるようにしたのか?あるいは山火事延焼予防か??





大きな右カーブの手前にも、怪しい掘割状の場所があった。





ここもそうだと言われればそんな気もするが・・・





それよりもこの右カーブ地点の、擁壁の方が気になった。





石垣は谷積みだろうか。

この石垣の位置なのだが、林道よりも1m以上奥まっているのも気になった。
これは林用軌道時代のものなのではなかろうか??





その先、山梨の林道名物、黄色おにぎりを横目に進んでいく。





小さな、橋があった。

橋の周囲ももちろん何か無いかを探してみたが、何も発見できなかった。

・・・やっぱりこの先には何もないのか??





左側に何か建っているが・・・





これは驚いた!

木製キロポストだった。
現地では軌道時代のものかとテンションが上ったが、帰宅後調べたら、どうも富士林道の起点からの距離に近かった。
それでも何か「らしい」ものを見られたのが良かった。





交差点があった。
左は万年通行止の林道、右は大田和林道、直進が富士林道だ。

私は直進するのだが、右折の大田和林道の竣工年は昭和26年とあった。
これって、富士林用軌道の廃止と関連がありそうな気がする・・・

(その8へつづく)

  

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