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埼玉県小鹿野町~秩父市 巣掛峠の大正県道(その2)

【15年11月22日探索・16年1月30日公開】


現在地はここ

今昔マップではこのあたり

ここは分岐になっていた。
「四季の道小鹿野」はここを右に160度程の鋭角で回っている。

で、直進方向は一応封鎖されているっぽいのだが、「大雨による土砂崩れや崩落の恐れ」があるという事で通行止措置という事のようだ。
しかし、この簡易バリケード、数ヶ月は少なくともここに放置されているはずだ。私は以前ここを通った事があって、その時に見覚えがあった。

行政はこの先の歴史ある道を完全廃道にしようというのか??






あ、ちなみに、同じ場所で右を見るとこんな倒れた道標がある。





歴史ある道を廃道にしないという相当こじつけな大義名分を掲げ、私はその先に進んだ。





右カーブを曲がると峠が見えてきた。
これが旧巣掛峠、県道で言えば明らかに旧旧道という事になる。





当初、ヘリオス号同伴での走破を考えていたが、峠の向こう側の廃れっぷりを見て、ヘリオス号待機が決定。




この辺に倒れているのはほとんどが竹だ。
自然の障害物競走といった様相か。





バンブーエリアの先もさほど状況はよくなっていなかった。





右側遠くに何か見えた。
もっと近づこう。





現在地はここ

これは秩父太平洋セメントのベルトコンベアで間違いない。
せっかくだからこれも見ておこう。





降りられるところが無いか探し中~まさにこの場所なのだが、ここの路肩施工が・・・





これは降りてみなければ絶対に気づかなかったのだが、何と路肩は石垣施工なのであった。
貴重な大正県道としての遺構といえよう。





再びバンブーエリアになったので、その迂回の意味合いも含め、コンベアを目指し下におりた。

(その3へつづく)
 
 

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