【15年9月27日探索・11月20日公開】
現在地はここ
千葉県市原市ちはら台西 京成電鉄千原線ちはら台駅に私は降り立った。
京成電鉄千原線は、元々小湊鉄道が保有していた免許を、京成系の第三セクターとして設立された千葉急行電鉄が譲り受け、その手により開業された(ちはら台開業は平成7年4月)が、沿線人口が伸び悩んだ事もあり、平成10年に千葉急行電鉄が破綻し、京成千原線となった。
現在、京成千葉からちはら台までが開業区間だが、この先、小湊鉄道海士有木(あまありき)までが未開業区間として残っている。しかしながら、その区間は着工に向けた動きが見られない。このまま着工しなければ免許失効(2019年10月)になってしまう。
現在、京成千葉からちはら台までが開業区間だが、この先、小湊鉄道海士有木(あまありき)までが未開業区間として残っている。しかしながら、その区間は着工に向けた動きが見られない。このまま着工しなければ免許失効(2019年10月)になってしまう。
今回、そんな未成区間を巡ってみようと思う。
線路はこの先200mくらいで途切れている。
駅自体は1面2線と留置線線路(保線車両用?)が設置されているが、現在列車が停まっている2番線以外、ほぼ使われていないように見える。
将来的には2面3線にする計画もあったようだ。
将来的には2面3線にする計画もあったようだ。
駅改札内も、どうもスペースを持て余し気味の印象がある。
改札を出た。
この日は日曜日だったため特にそういう印象だったのかもしれないが、やはりスペースと構造物がオーバースペックな気が・・・
ちなみに、ちはら台駅の平均乗車人数は約2500人だ。
この日は日曜日だったため特にそういう印象だったのかもしれないが、やはりスペースと構造物がオーバースペックな気が・・・
ちなみに、ちはら台駅の平均乗車人数は約2500人だ。
駅舎もどことなく未成感が漂う。
予算の関係で無理な設計変更があったような印象を受けるが、真相はどうなのだろう。
予算の関係で無理な設計変更があったような印象を受けるが、真相はどうなのだろう。
駅前広場もやたら広い。
ロータリーからの路線バスはそれなりに走っていて、JR五井、誉田、鎌取の各駅の他、東京駅行きの高速バスも走っている。
京成千原線は運賃が高く、例えば東京駅まで行くなら鉄道とバスでの運賃の差はほとんどない。
ロータリーからの路線バスはそれなりに走っていて、JR五井、誉田、鎌取の各駅の他、東京駅行きの高速バスも走っている。
京成千原線は運賃が高く、例えば東京駅まで行くなら鉄道とバスでの運賃の差はほとんどない。
では、その未成線を巡ってみよう。
とは言っても、全線に渡り何かがある訳ではなく、何箇所かのピンポイントの記事になる。
とは言っても、全線に渡り何かがある訳ではなく、何箇所かのピンポイントの記事になる。
現在地はここ
ここが一番未成線らしい場所だろうか。
線路はちはら台駅200mほど先で途切れている。
線路はちはら台駅200mほど先で途切れている。
線路が終わり、その少し先で、集電線も終わっていた。
その先にも複線の、明らかに鉄道用地が延びている。
ズームアップした。
この藪こぎはイヤだな・・・
この藪こぎはイヤだな・・・
ホンダの看板がある近くに、未成線が横切れる場所があった。
そこから見た未成線路盤だ。
そこから見た未成線路盤だ。
現在地はここ
未成線の路盤はちょうどここで途切れる。
計画通り進めば、このあたりで村田川を渡っていたはずだ。
計画通り進めば、このあたりで村田川を渡っていたはずだ。
(中編につづく)