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70万HIT記念 福島県只見町~金山町 只見線休止区間の現状(その12)

【15年8月15日探索・10月10日公開】


現在地はここ

会津越川駅を後にし、国道を東に、と言うかこのあたりから先は北東に進路が変わる。
千歳(せんさい)橋を渡る。この橋は昭和29年5月竣工だった。
会津川口方向からここまでは昭和30年以前に車道が開通していた事になる。





今回のレポはあくまで只見線が主役なので、線路は遠くても一応気にしてます。





その先、1.5kmくらいは見るべきものがなかったが、スノーシェルターが現れた。
休止中とは言え、さながら廃墟の構造物といった感じだ・・・





その先、トンネルがあった。
ちょっと見たくなる形状だが、ここでも激藪が・・・

ちなみに看板だが、ここはかつて古戦場であり、伊達政宗とこの地の大名、横田山ノ内とが戦った事が記されている。





大澤入橋を渡る。
銘版があったが、1996年に補修した際のものだった。





橋立集落付近では、少しだが雨に打たれた。





そんな橋立集落で、ちょっと気になった踏切があった。行ってみよう。





橋立踏切、第4種の踏切だ。

線路の先には神社があり、ちょっと探険心をくすぐられる感じだ。





そして線路なのだが・・・本当にこの下にあるのか?と思わせるような状況になっていた。





国道に戻り、250mくらい進んだところに橋が架かっている。
湯倉橋、竣工等は調べていない。

ここにバス停「湯倉入口」があるのだが、これは町営バスのほか代行バスも停車する。





現在地はここ

スノーシェルターに入る。
このシェルター区間は長く、1212mもあるようだ。
ミニおにぎりがかわいらしい。






確かに、長いな・・・
入口に銘版があったのだが、それによればこのシェルター設置は昭和29年(1954)から昭和55年(1980)までかかったようだ。四半世紀を超える長期工事とは・・・





途中に切れ目がありそこから左側を見ると、せき止められたダム湖の湖面が見えた。





本名ダムに到着したようだ。

(その13へつづく)

  

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