【14年12月28日探索・15年3月30日公開】
本当はもう1回連載し、「その4」を最終回とする予定だったのだが、記事のまとめをしているうちに致命的ミスがあった可能性が高い事が判明した。なので、本来予定したものよりも大幅にアップ画像を減らして、今回で完結とするように変更させて頂く。
谷の手前に、こんな筋があった。
踏み跡では無いように見えたが、何だろう?
何かをひきずった跡?それともやっぱり踏み跡なのかな?
踏み跡では無いように見えたが、何だろう?
何かをひきずった跡?それともやっぱり踏み跡なのかな?
小さな谷の位置なのだが、端の残骸らしきものは見当たらなかった。
そして私はこの谷の辺りから道を見失い、結果としてはそれが探索の成否に直接繋がった。
そして私はこの谷の辺りから道を見失い、結果としてはそれが探索の成否に直接繋がった。
さまよっている時に見つけた平場の帯、わかりやすく言えば道だ。
思えば、このあたりで、本来のルートをロストしていたのかもしれなかった。
そしてそれを突き進んだ。
この辺でしばらくさまよっていた。
スマホのGPSは持ち歩いているものの、受信と精度に難があるようで、あまり役に立たなかった。
スマホのGPSは持ち歩いているものの、受信と精度に難があるようで、あまり役に立たなかった。
そんな時に見つけたのが、この勾配である。
これはもう騙された!
これはもう騙された!
ここで、場所の整理をしてみよう。(地図は昭和21年発行、5万分の1地形図「富士山」の一部抜粋)
私が現在いると思いこんでいたのは、青い矢印付近だったが、実際は黄色の丸付近だったようだ。
私が現在いると思いこんでいたのは、青い矢印付近だったが、実際は黄色の丸付近だったようだ。
2つ前の画像で見えた緩い勾配の上に立った。
そしてそれを突き進んでしまった。
そしてそれを突き進んでしまった。
すぐに間違いだとは、この時点では気づきもしなかった。
何しろ、ここが廃線跡だったと思わせるような雰囲気が何となくあるのだ。
いや・・・単なる思い込みだっただけなのだろうが・・・
何しろ、ここが廃線跡だったと思わせるような雰囲気が何となくあるのだ。
いや・・・単なる思い込みだっただけなのだろうが・・・
なので、さらに突き進んでしまった。
廃線跡っぽさも、何だかわからなくなり、と同時に、時間もなくなってきた。
レスキューシートはあるものの、12月末にこんな山の中で野宿とか考えるのも怖いので、撤収を決めた。
脱出・・・も、あまりままならなかったが。
レスキューシートはあるものの、12月末にこんな山の中で野宿とか考えるのも怖いので、撤収を決めた。
脱出・・・も、あまりままならなかったが。
現在地はこの辺
それでもどうにか富士山(上井出)林道上部に脱出する事ができた。助かった~
探索の成果の方だが、途中まではともかく、結果は惨敗と言える。
再訪も、また考えて見なければなるまい。
(おわり・第3次探索はいずれ)