【15年1月3日探索・3月1日公開】
千葉県鴨川市打墨 県道24号千葉鴨川線、というよりも鴨川有料道路起点付近と言った方が正しい場所か。
今日はこの有料道路における旧道を巡っていこうと思う。
途中にはあまり知られていない廃隧道のある廃道区間もあったりする。
今日はこの有料道路における旧道を巡っていこうと思う。
途中にはあまり知られていない廃隧道のある廃道区間もあったりする。
とりあえずはここを右折しよう。
まずは有料道路の旧道区間である。
鴨川有料道路は昭和42年に供用開始された千葉県道路公社管理の有料道路であるが、昭和63年~平成3年にかけて大改修工事がされ、現在のスタイルになった。その際にこの金山ダム入口・鴨川第2隧道経由の道路は旧道となり無料区間となった。
鴨川有料道路は昭和42年に供用開始された千葉県道路公社管理の有料道路であるが、昭和63年~平成3年にかけて大改修工事がされ、現在のスタイルになった。その際にこの金山ダム入口・鴨川第2隧道経由の道路は旧道となり無料区間となった。
そんな素性を持つ道路なのでそこに架かる橋(打墨橋・うつみばし)も昭和41年架橋であり、間もなく半世紀を迎えようとしていた。
「金山ダム」バス停があった。
現在は鴨川市のコミュニティバスが1日4回やってくる。
現在は鴨川市のコミュニティバスが1日4回やってくる。
が、かつては鴨川駅~上総亀山駅までの路線バスが存在しており、ここも通っていた。
かつて私はその路線バスに乗車し上総亀山駅から久留里線に乗車した事があったが、現在普通の路線バスは鴨川有料道路の市境区間の運転がない。高速バスを利用し「笹」バス停で降り徒歩でアクセスすれば20年近く前と似た行動は取れる事になるが、高速バスは旧道区間を通行しない。
かつて私はその路線バスに乗車し上総亀山駅から久留里線に乗車した事があったが、現在普通の路線バスは鴨川有料道路の市境区間の運転がない。高速バスを利用し「笹」バス停で降り徒歩でアクセスすれば20年近く前と似た行動は取れる事になるが、高速バスは旧道区間を通行しない。
路線バスすら通行しなくなった旧道は、寂れている感が拭いきれなかった。
このあたりの数軒の家を過ぎると、道は直線的に、さほど急ではない上りになった。
そして、隧道があった。
鴨川有料道路第二隧道・昭和41年12月竣工である。
ここで、あれ??と思った方が何名かはいらっしゃると思う。
そう、この有料道路を走行していて、こうやって旧道にはトンネルがあったワケだが、普通に走っていてトンネルを通った覚えの無い方が居られるかと思う。
現在、有料区間にはトンネルは存在しない。
そう、この有料道路を走行していて、こうやって旧道にはトンネルがあったワケだが、普通に走っていてトンネルを通った覚えの無い方が居られるかと思う。
現在、有料区間にはトンネルは存在しない。
・・・でも、この旧道にあったのは「第二」隧道なのだ。
普通に言えば「第一」がある、と考えるはず・・・
普通に言えば「第一」がある、と考えるはず・・・
内部だが、一部コンクリ吹付け素掘りだった。
有料でもかつてはこうだったのか・・・
有料でもかつてはこうだったのか・・・
北側坑口である(振り返って撮影)。
そして、ほぼ同じ場所で北側を向くと・・・
そして、ほぼ同じ場所で北側を向くと・・・
現在地はここ
これが、道路付替区間の始まりだった。
ちなみに30mくらい先に少しだけ放棄区間が見えるが、この区間は10mちょっとである。
ちなみに30mくらい先に少しだけ放棄区間が見えるが、この区間は10mちょっとである。
なので、現道に合流して先に進もう。
(その2へつづく)