【14年11月15日探索・15年2月17日公開】
現在地はここ
ようやくそれらしい平場に出た。
この一帯は今昔マップで見るとこんな感じだ。
まずは3、40mで終わると思われる、南側の探索だ。
もちろんレールなどがそう簡単に見つかるはずも無く、ただ平場が延びている。
そして、右の方にうっすらと写っているのはランガー桁橋の石楠花橋だ。
この先は雁坂トンネル関連工事のために軌道跡は無いものと思われる。
この先は雁坂トンネル関連工事のために軌道跡は無いものと思われる。
元来た場所に戻り、反対側に進もう。
ここがほぼ下りてきた場所になる。
今度は反対を向いて進む。
今度は反対を向いて進む。
このカーブ、いいねえ。
林鉄自体の遺構は、さすがに見つかっていないが、この線形はまさに林鉄といった感じだ。
その先も、それほど歩きにくくない平場が続く。
ただ、笹薮を通っていると、ズボンが浮浪者的な黒ずみ方をするのだった。
久度沢軌道の廃止時期がいまひとつ明らかになっていないようだが、昭和30年代前半~中頃ではないかと思う。
とすればもう半世紀以上が優に経っている事になり、こんな木が生えていても何ら不思議はない。
とすればもう半世紀以上が優に経っている事になり、こんな木が生えていても何ら不思議はない。
現在地はここ
軌道地形の残存箇所を200mくらい辿ってきた。
この先、軌道は谷を渡っていたはずだ。もちろん、橋を架けて、の話だ。
この先、軌道は谷を渡っていたはずだ。もちろん、橋を架けて、の話だ。
もちろん現代において、そんな橋が残っているとも期待していなかった。
そして結果も、予想通りだった。
そして結果も、予想通りだった。
かつて架かっていたであろう橋(おそらく木橋)はその跡形をも発見できなかった。
谷を覗き込んで見る。
ここから対岸に渡るのは、けっこう無理っぽそうだった。
ここから対岸に渡るのは、けっこう無理っぽそうだった。
この日はちょうどここで時間切れであった。
ここの林鉄もまた、奥地探索が残ってしまった・・・
(おわり)