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Channel: 埼玉発 おとなの小探険
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群馬県渋川市 伊香保ケーブル鉄道跡・起点側(その4・最終回)

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【14年12月14日探索・15年1月31日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/16/54739716/img_0_m?1422635905

現在地はここ

やっぱり「アレ」はあった。
このケーブルカーの起点近くにあった隧道である。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/16/54739716/img_1_m?1422635905

近づいてみる。

通天洞

完全封鎖・・・されてはいなかった。




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扁額には右読みで「利澤無窮」と刻まれていた。
意味は・・・慈しみは尽きる事はない・・・下りで正面に目にするという事は、観光客たちは帰路にあたるはずだ。どのようなメッセージを伝えたかったのだろうか?

その左に刻まれていたのは宇野哲人・・・wikipediaで調べたら儒学者、中国哲学者であったようだ。ちなみに、現在の皇太子の名前である「徳仁」と称号「浩宮」の選定大役を担った人物であったようだ。




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内部を覗いてみる。

この日は寒かった事もあるが、隧道内部は異様なほどの暖かさだった。
カメラのレンズは2秒もすると雲りだらけになる。




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先の光が気になって再度ズームにて挑戦・・・
ピントが合わず、失敗した。

入洞は、物理的には可能であろう状態だったが、内部の熱気と湿気、そして、まさかとは思ったが、熊が冬眠でもしているリスクも考え、撤収する事にした。




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一応、これでケーブルカー廃線跡の探索は終了なのだが、目下私の中では最大の関心事はここからの脱出ルートについてだった。

あれ??この階段は??




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上に続く長い階段があった。

これ、見覚えがあるぞ!
5年近く前に上から見た階段に間違いない。
画像ではあまり急に見えないだろうが、実際はけっこう急な階段だ。

生還への道は・・・落ち葉と雪でかなり滑る。




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それでも3分後には上に辿りついた。




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見覚えのある光景だった事と、進入禁止と明示されている場所の突破無しでの生還が約束され、ひとまず安心した。




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県道33号2番カーブ付近に降りてきた。

(おわり)

  

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