【14年12月14日探索・15年1月31日公開】
現在地はここ
やっぱり「アレ」はあった。
このケーブルカーの起点近くにあった隧道である。
このケーブルカーの起点近くにあった隧道である。
近づいてみる。
通天洞
完全封鎖・・・されてはいなかった。
扁額には右読みで「利澤無窮」と刻まれていた。
意味は・・・慈しみは尽きる事はない・・・下りで正面に目にするという事は、観光客たちは帰路にあたるはずだ。どのようなメッセージを伝えたかったのだろうか?
意味は・・・慈しみは尽きる事はない・・・下りで正面に目にするという事は、観光客たちは帰路にあたるはずだ。どのようなメッセージを伝えたかったのだろうか?
その左に刻まれていたのは宇野哲人・・・wikipediaで調べたら儒学者、中国哲学者であったようだ。ちなみに、現在の皇太子の名前である「徳仁」と称号「浩宮」の選定大役を担った人物であったようだ。
内部を覗いてみる。
この日は寒かった事もあるが、隧道内部は異様なほどの暖かさだった。
カメラのレンズは2秒もすると雲りだらけになる。
カメラのレンズは2秒もすると雲りだらけになる。
先の光が気になって再度ズームにて挑戦・・・
ピントが合わず、失敗した。
ピントが合わず、失敗した。
入洞は、物理的には可能であろう状態だったが、内部の熱気と湿気、そして、まさかとは思ったが、熊が冬眠でもしているリスクも考え、撤収する事にした。
一応、これでケーブルカー廃線跡の探索は終了なのだが、目下私の中では最大の関心事はここからの脱出ルートについてだった。
あれ??この階段は??
上に続く長い階段があった。
生還への道は・・・落ち葉と雪でかなり滑る。
それでも3分後には上に辿りついた。
見覚えのある光景だった事と、進入禁止と明示されている場所の突破無しでの生還が約束され、ひとまず安心した。
県道33号2番カーブ付近に降りてきた。
(おわり)