【14年12月14日探索・15年1月29日公開】
現在地はこの辺
右側は先ほどから崩落の跡が何箇所かあったが、今度は擁壁よりも上の落石防止フェンスが最後の仕事をしているという印象だった。
ただ老体の身を挺しても、守るべきものは送電線、水道施設の担当者や私のような趣味者程度でしかない事はちょっとやるせない。
ただ老体の身を挺しても、守るべきものは送電線、水道施設の担当者や私のような趣味者程度でしかない事はちょっとやるせない。
これまで雪で路面がよくわからない状態で非常に歩きにくかったが、ようやく本来の管理道である線路に並行していた階段が現れた。少しは歩きやすくなろうか。
なんて考えは甘かった。
ほんの2、30mだけの区間には階段がちゃんとあったが、その先はまたこんな状態に戻っていた。
ほんの2、30mだけの区間には階段がちゃんとあったが、その先はまたこんな状態に戻っていた。
足元、何かの跡があるようだ。
雪に埋もれている事もあって、これが何であったかはわからなかった。
信号機の台座? ・・・にしても、2基のケーブルカーが交走式で走っていたはずなので、そもそも信号機は不要なはずだった。
現役時の写真を再度見たところ、どうやら架線柱の台座である可能性が高い。
しかし、いずれにせよ雪の無い時期に再訪すべきかも・・・
信号機の台座? ・・・にしても、2基のケーブルカーが交走式で走っていたはずなので、そもそも信号機は不要なはずだった。
現役時の写真を再度見たところ、どうやら架線柱の台座である可能性が高い。
しかし、いずれにせよ雪の無い時期に再訪すべきかも・・・
先ほどから目標物としてきた構造物が近づいてきた。
特に何も書かれていなかったので特定は出来なかったが、温泉か水道関連の施設ではなかろうか?
特に何も書かれていなかったので特定は出来なかったが、温泉か水道関連の施設ではなかろうか?
まあいい、ここが起点ではなかったのははっきりした。
先に進もう。
先に進もう。
先に・・・先はなかった!
橋台や橋脚の基礎は残存していた。
ここを踏破するには雪で滑る斜面を降り、慎重に進む必要があった。
この、電線柱として利用されているトラスっぽい構造物は何だろう?
廃止の後に造られたモノなのか、元の橋脚の一部が利用されているのか?
普通は見かけない形状なだけに興味深い。
廃止の後に造られたモノなのか、元の橋脚の一部が利用されているのか?
普通は見かけない形状なだけに興味深い。
(その3へつづく)