【14年12月7日探索・15年1月11日公開】
東京都西多摩郡檜原村人里 目的の橋は60mほど上流に架かるものになるが、まずは先にここに架かる橋から見てみよう。
一応車道であるようだ。
特に橋自体にはコメントは無い。この橋が架かる場所が珍しいくらいか。
特に橋自体にはコメントは無い。この橋が架かる場所が珍しいくらいか。
この構造物には「昭和41年度施行 人里復旧治山工事 No1谷止工」という銘版が付いていた。
昭和41年といえば、すぐ隣の山梨県・静岡県で甚大な土砂災害を引き起こした台風24号・26号が有名だが、ここも何らかの被害が発生したのかもしれない。
昭和41年といえば、すぐ隣の山梨県・静岡県で甚大な土砂災害を引き起こした台風24号・26号が有名だが、ここも何らかの被害が発生したのかもしれない。
60m上流に進んできた。
No1があればNo2も普通あるワケで、ここはNo2谷止工になっている。
No1があればNo2も普通あるワケで、ここはNo2谷止工になっている。
で、この上に架かる橋だが、何かゆがんでないか?
まあ、観察は後にして、とりあえず渡ってみよう。
で、ちょと観察してみよう。
床面がコンクリだから気づきにくかったが、これは木橋で間違いなかった。
手すりだけ後付け??
手すりだけ後付け??
左取付け部の構造はこうなっていた。
これは、桁橋でイイのかな??
これは、桁橋でイイのかな??
コンクリ部分が浮いているようだが、大丈夫なのかな?
右側を見る。
当然同じ構造である。
当然同じ構造である。
この橋、コンクリの床板(もちろん手すりも)は後年になっての施工だろうと思う。
谷止工の傾斜に合わせて、桁が噛み合わせてあるという、結構変わった施工だと思うが、大量の水が流れる事を考えるなら、ここは流出防止のロープとか付けて流れ橋にしてみるとか・・・
谷止工の傾斜に合わせて、桁が噛み合わせてあるという、結構変わった施工だと思うが、大量の水が流れる事を考えるなら、ここは流出防止のロープとか付けて流れ橋にしてみるとか・・・