【14年12月14日探索・15年1月7日公開】
現在地はたぶんここ
画像からはわかりにくいと思うが、先ほどからの断続的な雪がここへきてまた降ってきた。
この日の雪はビーズ玉のような大きさの、小さな氷のようなものだった。
この日の雪はビーズ玉のような大きさの、小さな氷のようなものだった。
ここは群馬県だが雪は多くない地区だ。12月の上旬での積雪は、私を不安にさせた。
さらに急カーブを通過した。
道はまだ登っている。
道はまだ登っている。
同じ場所で振り返った。
2段のヘアピンカーブがあるのが見えるだろうか?
この線形こそが、大正県道安中伊香保線が荷車や馬対応の道路だったと推定する根拠になっている。
2段のヘアピンカーブがあるのが見えるだろうか?
この線形こそが、大正県道安中伊香保線が荷車や馬対応の道路だったと推定する根拠になっている。
さらにゆるやかに登っている。道幅も3m程度はある。
それはいいのだが、雪が降り続いている事が気になっていた。
この山越え区間はそう長くない事、途中に車道があり万一の際にはエスケープできる事はもちろん調査済みでの入山だったが、ふと「遭難」という言葉が頭をよぎった。
冬場なので万一に備えレスキューシートも持ってきたのだったが、それは麓に待機させたヘリオス号のサドルバッグに入れっぱなしだった。
そんな不安なキモチを吹っ切るには、車道が見える地点に到達する事しかなかった。
この山越え区間はそう長くない事、途中に車道があり万一の際にはエスケープできる事はもちろん調査済みでの入山だったが、ふと「遭難」という言葉が頭をよぎった。
冬場なので万一に備えレスキューシートも持ってきたのだったが、それは麓に待機させたヘリオス号のサドルバッグに入れっぱなしだった。
そんな不安なキモチを吹っ切るには、車道が見える地点に到達する事しかなかった。
現在地はここ
ここでちょっとした驚きを禁じえなかった。
明らかに四輪自動車の轍があったからだ。
明らかに四輪自動車の轍があったからだ。
これは温泉街から進入してきた車の可能性は低いと思う。
上の車道から下りてきたと考えるべきだろう。
上の車道から下りてきたと考えるべきだろう。
さらに5mだけ進む。左カーブを持つ道が整備されている道だ。
これをそのまま進めば間もなく車道に達するはずだ。
これをそのまま進めば間もなく車道に達するはずだ。
右折して10mくらい、道が消失する。
キョロキョロしながら進んでいくと、路面状況はともかく明らかに道路だった直線に出会った。
キョロキョロしながら進んでいくと、路面状況はともかく明らかに道路だった直線に出会った。
地図で描かれているように、その先で150度くらい方向を変える。
木の周りだけなぜか雪が無い。
ここで動物でも動き回ったのか、温泉地なのでそこだけ少々地温が高いのか??
ここで動物でも動き回ったのか、温泉地なのでそこだけ少々地温が高いのか??
車道が間近に見えた。
が、そこへ達するための最終アプローチ道は木々によって遮られていた。
車道から見えてはイケナイ道・・・なのか??
が、そこへ達するための最終アプローチ道は木々によって遮られていた。
車道から見えてはイケナイ道・・・なのか??
現在地はここ
最後の数メートルは崖をよじ登って車道に到達した。
ここでまた私はトリックに引っ掛かってしまった。
ここでまた私はトリックに引っ掛かってしまった。
それは正面に見えたハイキングコース入口だ。
ここで地図を確認すれば問題なかったのだが、示されている目的地名が一緒だった事もあって、すんなりとこの道標に従ってしまったのだった。
そして間違いに気づいたのは10分以上も進んでからの事だった。
そして間違いに気づいたのは10分以上も進んでからの事だった。
なので、ここでロスタイム、約20分・・・
改めて、後半戦へ。
改めて、後半戦へ。
(その4へつづく)