【14年8月9日探索・8月18日公開】
今回向かったのは新宿から京王線の各駅停車で2つ目に停まる「代田橋」である。
特急、準特急、急行、区間急行、快速という5種類の優等列車はいずれも停車しない。
そうは言っても新宿から2つ目(新線を入れると4つ目になる)の駅なので、日中で言えば10分間隔で乗車チャンスはある。
特急、準特急、急行、区間急行、快速という5種類の優等列車はいずれも停車しない。
そうは言っても新宿から2つ目(新線を入れると4つ目になる)の駅なので、日中で言えば10分間隔で乗車チャンスはある。
そんな代田橋駅、南口に降り立った。
住所で言えば東京都世田谷区大原2丁目になる。
日曜日の午前中とは言え、駅前とは思えないほど人がいない。
日曜日の午前中とは言え、駅前とは思えないほど人がいない。
回れ、右!
目的地方向へと進むのだが、やはり駅前にしては人がいない。
目的地方向へと進むのだが、やはり駅前にしては人がいない。
100m弱で商店街は終わり、交差道路が現れた。
その左右には北沢土木管理事務所のA型バリケードが設置されていた。
その左右には北沢土木管理事務所のA型バリケードが設置されていた。
この先(左折することになる)に行ってみると・・・
玉川上水が開渠な場所に出た。
ちょうど私がいた橋の2mほど先からは暗渠である。
玉川上水自体は1654年完成と言われているが、こういった構造物がいつのものであるか不明だ。
玉川上水自体は1654年完成と言われているが、こういった構造物がいつのものであるか不明だ。
私がいた橋は「ゆずり橋」といい、構造的には煉瓦アーチ(に見える)かも。
この橋は玉川上水が実質復活した昭和61年(1986)頃に架橋された可能性が高い。
この橋は玉川上水が実質復活した昭和61年(1986)頃に架橋された可能性が高い。
現在地はここ
ゆずり橋のところから下流側は暗渠になった玉川上水の上の部分が緑道公園になっている。
そんな公園の途中で見つけたのは三毛猫だった。
そんな公園の途中で見つけたのは三毛猫だった。
猫がいた位置からいったん引いた画像を撮る。
ここでの注目は右手にある建物だ。
見るからに古そうなアパート(に見える)に注目したい。
入り口に外れかけの門がある。この門の板の状態からすると人は住んでいない可能性もあった。
入り口に外れかけの門がある。この門の板の状態からすると人は住んでいない可能性もあった。
表札が2枚あった。
「御下宿」・・・アパートじゃないのか??
かまやつひろしやかぐや姫の歌に出てきた昭和の下宿屋になるのか?
「御下宿」・・・アパートじゃないのか??
かまやつひろしやかぐや姫の歌に出てきた昭和の下宿屋になるのか?
でも、見せたいのはこれじゃなく、もう1枚の表札のほうだ。
代田荘、ネーミングは別にいい。
その住所に・・・絶句!
東京市という事は、正確には「東京府東京市」という事になり、それはまさに戦前の建築を示すものだった。
その住所に・・・絶句!
東京市という事は、正確には「東京府東京市」という事になり、それはまさに戦前の建築を示すものだった。
緑道に戻り、進む事40m、目的の地下道が見えて来た。
(後編につづく)