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千葉県御宿町 煉瓦カルバートと大日洞

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【14年2月22日探索・5月25日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/38/54318338/img_0?1400942543

現在地はここ
<進行方向、撮影方向とも10時>

千葉県夷隅郡御宿町浜 御宿町道と思われる道がJR外房線をくぐる手前だ。
ここで道が二手に分かれるが、どうも同じ道路の新旧であるようだ。
当然、旧道に見える左に行く。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/38/54318338/img_1?1400942543

線路をくぐっていたのは煉瓦カルバートだった。
巻立て部は5重になっている。
かなり綺麗に見えるが、外房線開業時の大正2年(1913)竣工であろう。
ちなみに、新道の方には「砂田跨道橋」と昭和60年5月(おそらく竣工)を示す「1980ー5」という情報があった。





http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/38/54318338/img_2?1400942543

反対側はこんなだ。
平成7年に御宿~勝浦間は複線化されており、その際にこうなったのだろう。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/38/54318338/img_3?1400942543

そのコンクリカルバートの場所で振り返ると、天台宗最明寺入り口の石柱がある。
かつては山門があったそうだが、ちょうど今の外房線線路上だったので、取り壊されたようだ。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/38/54318338/img_4?1400942543

現在地はここ

そんな最明寺だが、開基はなんと弘仁13年(822)とされている大変歴史のある寺院だ。
本堂左側を通ると、先に何かがあった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/38/54318338/img_5?1400942543

大日洞の文字が怪しげで古そうに見えるが、完成したのは平成4年(1992)である。
元々、鎌倉時代の武士の納骨、供養所の洞窟だった場所だと寺のHPに書かれていた。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/38/54318338/img_6?1400942543

中、けっこう暗いな・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/38/54318338/img_7?1400942543

と思ったら、なんと人感センサー付の自動照明だった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/38/54318338/img_8?1400942543

そしてこれが祀られている大日如来像だ。
海沿いらしい名の波乗り観音という仏像もある(前の画像の正面がそうなのだが、アップでの撮影を失念した)。



http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/38/54318338/img_9?1400942543

参拝を終え、入ってきた参道を振り返った。
洞窟内の仏像のほうがありがたみがあると思うのは私だけだろうか?

  

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