【18年11月24日探索・19年1月15日公開】
現在地は黄色矢印付近
道だった場所にも木が生えていた。
その先、どう見てもヤバそうな場所があった。
ここにはかつては橋が架かっていたんだろうと思う。
恐らくここに架かっていた橋の名は「響岩橋」であったものと思われる(日本の廃道27号より)。
恐らくここに架かっていた橋の名は「響岩橋」であったものと思われる(日本の廃道27号より)。
・・・そんな悠長な事を言っている場合ではなかった。
日本の廃道27号(該当記事は2007年5月探索)で見ていたこの場所には梯子が架かっていたはずだぞ!! その梯子が失われているこの場所を突破できるのか??
日本の廃道27号(該当記事は2007年5月探索)で見ていたこの場所には梯子が架かっていたはずだぞ!! その梯子が失われているこの場所を突破できるのか??
ここで断念するようなら、三条橋まで戻って、国道411号線を歩き、反対側からこの場所までを目指すことになる。現在の時刻は13時30分、戻った場合三条橋まで来たのと同じ時間かかるとして1時間40分、つまり15時10分。その後国道を約4km歩き、終点側の藤尾橋(到着予想16時)からここまでが約1.5km・・・たぶんこの反対側に戻ってこられるのは順調であったとして17時くらいだ。その帰路、間違いなく藤尾橋までにはとっぷりと暮れてしまう。一応は150ルーメンのヘッドライトを装備してはいるが、こんな山の中の廃道で真っ暗になるのは自殺行為だ。それはないな。
どうしよう・・・下を見た。
上もそうだが迂回経路はなさそうだ。
それどころかこんな場所、普通に滑落の危険が極めて高い。
それどころかこんな場所、普通に滑落の危険が極めて高い。
とりあえず、慎重に谷の下まで降りてきた。
ここからの高さは4mくらいだろうか。登れるとすれば、左の端付近だろうか・・・
ここからの高さは4mくらいだろうか。登れるとすれば、左の端付近だろうか・・・
登るべきポイントを見上げた。リスクは大きく2つある。
一つはこの時期特に、落ち葉が異様に多い事だ。足を乗せた場所が落ち葉だったら、そのまま滑り落ちてしまう。後ろ向きに落下した場合、そのまま滑落する事になるだろう。
もう一つのリスクは、岩自体が割と脆く見える事だった。
もう一つのリスクは、岩自体が割と脆く見える事だった。
まずは手をかける前に落ち葉をすべて払い落とした。
そして、手を岩にかけ、足をかけて上に移動していくんだが、常に3点で支持できるように、慎重に登っていく。
万が一・・・いや、考えたくなかったが、もっとその確率は高い。両手両足、体全部を使って本当に慎重に登っていく。
そして、手を岩にかけ、足をかけて上に移動していくんだが、常に3点で支持できるように、慎重に登っていく。
万が一・・・いや、考えたくなかったが、もっとその確率は高い。両手両足、体全部を使って本当に慎重に登っていく。
この10mの移動に11分も要したが、なんとかこの場面を突破した。
この画像は登り切った場所で下、つまり今、登ってきた場所を見ての撮影だ。
この画像は登り切った場所で下、つまり今、登ってきた場所を見ての撮影だ。
先に進もう。
もうあんな場所が現れませんように・・・
もうあんな場所が現れませんように・・・
進んでいたら変なものを見つけた。
工事用の足場で使うタイプのべニア製渡り板が3枚放置されていた。
工事用の足場で使うタイプのべニア製渡り板が3枚放置されていた。
そこから50mも進まないうちに、またヤバそうな場所があった。
また下を見た。
落ち葉が多いのでここもまた滑りやすく、もし滑った場合は確実にヤバい事になる。
落ち葉が多いのでここもまた滑りやすく、もし滑った場合は確実にヤバい事になる。
・・・とは言え、ここでもし断念した場合、さっきの超ヤバい岩場を下りていく事になる。そんなのは絶対にイヤだ。
「日本の廃道」で見たこの場所には「安全通路」が設置されていたはずだが、それもまた失われていた。撤去されたのは落下したのかはわからないが・・・
一歩ずつ、落ち葉を払い落としながら四つん這いに近い体勢で進む。
ここでの一番危険な場所をクリアした・・・と思ったら、その先にロープが設置されていた。
ロープを信用していいのかという事もあるが、もっと手前に欲しかったな・・・
ロープを信用していいのかという事もあるが、もっと手前に欲しかったな・・・
この、約15mの突破には4分を要した。
かなり危険な2カ所を通過したからには、もう絶対に後戻りはしたくない。
かなり危険な2カ所を通過したからには、もう絶対に後戻りはしたくない。
(その10につづく)