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千葉県勝浦市 素掘カルバートとループな道(前編)

【14年2月16日探索・2月18日公開】


現在地はここ

他地域のネタがなくなったワケではないが、昨日の記事の続きを書く事にしよう。
行川アイランドから500mくらい勝浦方向に国道128号旧道を進む。まだ住所は勝浦市浜行川だ。
地図で言うと7時の方向を見ての撮影なのだが、ここから右手の細い道に入る。





こんな交差点を曲がると・・・





現在地はここ

画像自体は地図の9時の方向が正面だ。
一応の車道は左方向に登っていくが、右に明らかに怪しげな穴があるのを発見した。





すぐ右は民家で、その脇を抜けると房総には珍しくない雰囲気の隧道っぽいものがあった。





路面は半分舗装のようなよくわからない事になっていた。
そして内部は素掘りである。房総では珍しくないって??
ところが・・・





画像だけではよくわからないと思うが先ほどの地図をもう一度よく見てほしい。
この上部にはなんとJR外房線が通るのだ!
なので素掘「隧道」ではなく素掘「暗渠」、現代風に言えば素掘「カルバート」とでも言った方が正確なのだろう。
房総広しと言えどもこのパターンは他にはないかもしれない。

そう言えば内部の地質もどことなく房総のそれと違う印象だったが、まさか盛土築堤を後から掘ったなんて驚きの行為はしてないだろうな・・・





先に行こう。
地図にはループ上に回る道が点線で描かれているのだが・・・

よくわからないまま正面の階段を登っていった。





国道128号興津バイパスに出た。
1990年ごろに開通したバイパスだ。

道なんてないじゃん。
仕方ないので遠くに海が見えるいい景色を撮影した。

まあ道が見つからなくてもしょうがないか・・・

と思い来た道を戻ろうとした時・・・




現在地はここ

地図では4時の方向、路肩側に、ここだけガードパイプが欠けている場所があった。
ここから築堤を下りる事にしよう。

(後編につづく)

  

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