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千葉県館山市 国道410号線の旧道・真倉の切割(後編)

【18年2月11日探索・6月26日公開】


現在地はこの辺

旧道の状態は少しは改善されただろうか。
この隙に少しでも距離を稼ぎたかったのだが・・・





その距離は20mくらいしか稼げなかった。
切割の峠から北側は本当に劇的に状態が異なっていた。





もうこうなると、どこが道路だったかもわからない程だった。
これはたまらん・・・だ、脱出しよう。





ガサゴソと、少しずつ上に移動する。そしてようやく現道が見えてきた。

現道が近い事は、2枚前の画像のあたりから車の音が大きく聞こえていたのでわかっていたが、わずか20m程の移動に5分もかかっていた。





ふう、ようやく脱出・・・
こんな藪から人が出てきたのだから、その時に通行者がいなくてよかった。




現在地はここ

出てきたのはこんな場所だった。
どうやら旧道が合流していた場所の20mくらい南側であったようだが、そんな事はもうどうでもよかった。
2月に、こんな激藪で苦労するとは思わなかった・・・





国道を横切り、ヘリオス号を回収するために南方向へ進む。





現道にも、同じようなものが見えてきた。





これが現道の「真倉の切割」だ。
ここもまた20mくらいの高さの切通しである。

ここは戦時中の昭和16年(1941)に開通したそうで、この切割を含む区間は昭和18年に「軍事国道特37号」として指定されている。戦後県道に降格し、平成5年(1993)に国道410号線に再昇格したという変わった歴史を持つ(情報は業界最大手サイトの「山さ行がねが」より)。





切割を通り過ぎた所で、振り返った。
これだけの切通にするなら、なぜ隧道にしなかったのだろうか?
旧道のように後に掘り下げたかも、は考えづらい。
軍事国道に指定されたくらいだから、軍の車両や戦車でも通行させる事までも考えていたのだろうか?

(おわり)

  

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