Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2255

群馬県みなかみ町 国道291号線(土合~幽ノ沢・その5)

【17年8月5日探索・11月7日公開】


現在地はここ

通行止標識の先、一ノ倉沢だ。
マピオン地図ではこのカーブの先までが国道色になっている。
ちなみに、地理院地図だとこの先清水峠までずっと国道として描かれている。

ここから先は初めて見る光景になる。





この50m手前でアスファルトから簡易舗装になったのだが、それも谷を越えた先ですぐに途切れ、ここから先は未舗装になる。





その少し先、左側の擁壁の岩に何かプレートが埋め込まれている事に気が付いた。





最初は何だかわからなかったのだが、これは谷川岳の遭難者への鎮魂のためのプレートだった。
しかもこの周囲には何枚も埋め込まれていた。
谷川岳は本当に厳しい山だという事を改めて思い知らされた。





簡易ゲートの跡があった。
ここまでが通行可能とされた時期もあったのだろうか?





本当に鎮魂のプレートが数多い。
・・・多くの方々に手を合わせた。





通行不能扱いの道だが、普通に乗車できる。
ここで、矢印をつけ忘れたが・・・





何かの杭が打ち込まれていた。

群馬県とかの文字を期待したのだが、何も書かれていなかった。





明治18年(1885)に整備された馬車道は、それから130年以上経ってもおそらく当時と同じような光景なのだろう。





現在地はここ

国道は左急カーブになる。そしてこの地点も分岐になっていて、登山道である「新道」に0.4kmで行ける。
蓬峠まで9.1kmと書かれているが私はそんなには行かない。この探索のゴール地点の幽ノ沢まではあと600m強といったところか。





なぜここに一ノ倉沢の展望案内図があるのかは不明だ。
清水峠側から来た人への案内か??





その先に進む。明治の馬車道は自転車にもけっこう優しい。

そろそろ、目的の石垣が近いはずだが・・・

(その6・最終回につづく)

  

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2255

Trending Articles