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100万HIT記念 福島県楢葉町 木戸川森林鉄道跡(第1次探索-8)

【17年5月4日探索・6月27日公開】


現在地はここ

昨日の記事の最後の画像の場所から少しだけ移動した。
少し上の方に、穴、あるよね・・・





近づいてみた。
穴がある部分の周りはコンクリート製だ。そして、この湾曲したカーブ・・・これは・・・





隧道で間違いなかろう。
しかも貫通していた。光が2箇所から見えたのは、水面に反射したせいか?





反対側も穴があるのがわかったら、当然探しに行く。
今辿ってきた旧道(黄色矢印)を戻り、隧道坑口があると思われる方向(赤矢印)へと向かった。





天然のカモフラージュか。
これは確信している人しか行かないぞ!
これをよじ登った先にあったのは・・・





坑口だった。
こちら側も埋没しかけのような感じだった。





光が反射していた。内部は水没しているようだ。
反対側から見た時の2ヶ所の光はやはりそういう事だろう。





幅員は1m強、高さは2m程度と思われる。
これは林鉄の隧道ではないと思う。なぜこの場所にわざわざ隧道が掘られているのかが謎だが、水路隧道ではなかろうかと推定する。
そう言えばこの横約20mの場所にはマンホールの蓋(昨日記事中)があったのだが、それとも何か関係があるのかも。
木戸川沿いの発電所はいずれも川向こうだが、あるいは知られざる発電所が他にもあった、とか??




先に進もう。
しかし本当にこんな場所に謎の遺構が眠っていようとは・・・





現道からの位置関係はこんな場所だ。オブローダーへのボーナスのような出来事だった。





90度右を向くと木戸川渓谷第2駐車場だ。
時刻は9時30分、既に予定より1時間近く遅れている。





その先に分岐がある。
これは右側だ。この先で、私はまた思いがけない発見をする事になる。

(その9へつづく)

  

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