【13年10月12日探索・12月26日公開】
現在地はこの辺
通路というにはあまりにも頼りない踏み跡が復活した。
しかしながら踏み跡が続いているという事は、渓谷側の歩道まで行く事ができる事が期待された。
しかしながら踏み跡が続いているという事は、渓谷側の歩道まで行く事ができる事が期待された。
この画像は渓谷側、つまり下を向いて撮影した。
だんだん踏み跡が薄くなってきた。
そう急斜面ではないので、あとはとにかく下降する。
そう急斜面ではないので、あとはとにかく下降する。
降りられる終端まで下りて来た。
仮設橋の反対側が見えた。
橋は中途半端な終わり方だった。
工事の最中にはクレーン車でも設置していたのだろうか?
工事の最中にはクレーン車でも設置していたのだろうか?
実は密かに、仮設橋を利用したら華厳渓谷に到達できるのではなかろうか?と考えていた。
その答えはNOだった。
確かに華厳渓谷には到達したと言えなくもないが、歩道の反対側なのである。
これは致命的と言わざるを得ない。
その答えはNOだった。
確かに華厳渓谷には到達したと言えなくもないが、歩道の反対側なのである。
これは致命的と言わざるを得ない。
そもそも、仮設橋なんか通行したらその時点でアウトなのはわかっていたが、華厳渓谷への進入が容易ではない事が予想されていたので、ついそんな事まで考えていたのだった。
で、仮設橋が間近に見られる場所まで、つまり歩道まで水平距離では1mまで近づいたのだが・・・
高さの壁があった。
約3mほどの擁壁の上に到達したのだった。これでは下りられない。
この日の装備品には簡易ロープを持っていたのだが、上の大きな木にロープを結びつけたとしても、長さも足りないし、おそらく強度も足りなかっただろう。
約3mほどの擁壁の上に到達したのだった。これでは下りられない。
この日の装備品には簡易ロープを持っていたのだが、上の大きな木にロープを結びつけたとしても、長さも足りないし、おそらく強度も足りなかっただろう。
帰りの事も考えたらもう少し低くなる場所を探さなければ!
30mほど上流に進んだだろうか。
これは奇跡の斜面かも!!
これは奇跡の斜面かも!!
私はこの斜面を降りた。
現在地はここ
反対側のスタート地点から22分を要したが、ついに華厳渓谷の歩道に立つ事ができた。
下流方向は馬道発電所が約100m先にあるのがわかっていたので、上流方向に歩を進める。
カーブを回ったらいきなり先に橋が架かっていた。
いつ頃架けられたものだろうか?
かなり華奢な木製吊り橋だった。
かなり華奢な木製吊り橋だった。
昭和20年代には遊歩道であったらしいが、まさかその時代のものではないとは思うが、それも否定しきれない。
主塔は古レールを曲げたものだった。
これはレアだな。少なくとも私は初めて見る。
これはレアだな。少なくとも私は初めて見る。
ワイヤー、ずれたりしないのだろうか??
予想はしていたが、けっこう揺れる橋だった。
こちら側の主塔はレール製ではなかった。
パソコンの画面でしか見ていなかった光景を目の当たりにする。
私のテンションは上ったのだが、何かトラブルがあっても誰も助けに来てもらえるはずもない。当然ながら携帯は通じない。気を引き締めて行かねば!!
私のテンションは上ったのだが、何かトラブルがあっても誰も助けに来てもらえるはずもない。当然ながら携帯は通じない。気を引き締めて行かねば!!
(その4へつづく)