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群馬県桐生市~前橋市 赤城登山鉄道ケーブルカー跡(その8)

【16年7月3日探索・9月25日公開】


あと約300m、ここまでもずっと登っていたが、ダメ押しのようにひたすら登っていく事になる。





ちなみに、現在地はほぼ黄色矢印付近だ。





この矢印は反対側に回ると、御神水と書いてある。軌道を50mほど1往復した事になる。
裏側だけにしか書かれていないが、私のように下からこの場所に到達する人間は皆無なはずなので、これで問題ないはずだ。






で、なぜかタイヤがモノラック軌道に入っている場所の少し先に「県道」との合流地点があった。
右に行くと利平茶屋まで1.2kmで着くようだ。
ちなみにここは交差点になっており、左に行く道もあり、その道を進んでも山頂駅には着くようだ。





先に進もう。
この区間にもハエタタキがあった。
ハエタタキを見るだけなら、頂上駅から「観光アクセス道」を下ってくれば到着する事ができる。





しかし、あまり気軽に下り始めるとけっこう大変だと思う。
実際、この300m区間で3組ほどの観光客とすれ違ったが、皆後悔の顔に見えた気がした。





だって、階段はあるものの、そもそも59年前のものであり、その後の整備もままならない状況なのだ。
女性ともすれ違ったが、相当気を遣いながら下り、そして帰路はそれなりの運動量にもなる。





まあ、階段がある場所はまだいいが、こんな場所もあったし・・・





落石が直撃したのだろう、モノラックの線路はひん曲げられていた。





ハエタタキ、ひん曲がったモノラック線路、そして落石・・・観光地としては大丈夫かな・・・





私はこんな光景ではいちいち驚かないが、普通は通路がこんなになっていたら動揺すると思う。





その先でも、明らかに異変があった。

このルート、いつまでも通行可能という判断はされないかもしれない。
興味のある方は、早めの訪問がいいかも・・・





現在地は2枚目画像の赤矢印付近になる。

画像ではわかりにくいが、肉眼ではゴール地点になる頂上駅跡が見えてきた。
残りはあと約100m足らずだ。

(その9・最終回につづく)

  

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