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埼玉県ときがわ町 県内砂防発祥の地・七重川堰堤群(後編)

【16年2月14日探索・8月1日公開】


現在地はここ

橋が架かっていた。
二ノ橋と読める親柱があったが、竣工年は不明だ。





そんな橋の上から下流方向を見た。
この、手前のも目的の物件の一つなのだが、よく見えない。
まあ、とりあえず上流側にあるからいいか・・・





橋の上流側はこうなっていた。
左の方から堰堤群に沿って、少し上がっていけそうだ。





一応、橋を振り返っておこう。
このPC桁橋は何となく昭和30年代っぽく見える。





堰の落下部分以外も、同様な丸石が使われていて目立たないが美しい。





この堰堤は「巨石空石積堰堤」というそうだ。
この七重川には66箇所もの堰堤があるそうだが、そのうちの9箇所が大正時代に造られたものだ。
選奨土木遺産に指定されたのはその9箇所全部なのかどうかははっきりしない(私の調査不足かも)。





いずれにせよ大正6年(1917)から間もなく100年になろうとしている土木遺産が現役で活躍している事には感銘した。

なお、この堰堤群についての詳しい資料はこちらへどうぞ。

(おわり)

  

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