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Channel: 埼玉発 おとなの小探険
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栃木県日光市 ここにもあった 半卵型カルバート4連発(前編)

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【16年1月17日探索・7月13日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/65/55435865/img_0_m?1468337966

現在地はここ

栃木県日光市瀬川 東武日光線のすぐ隣の道路にいる。
このすぐ先で右折し線路をくぐれる場所がある。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/65/55435865/img_1_m?1468337966

半卵型カルバートだった。
東武日光線の開業は昭和4年(1929)であり、ここは開業時のものであろう。

ちなみに、鉄道下をくぐる半卵型カルバートはこれまで小田急小田原線(昭和2年開業)、東武東上線(大正12年~大正15年開業)、西武狭山線(昭和4年開業)などがあったが、いずれも1920年代であり、類似構造物が鉄道会社を問わずに見られた事は興味深い。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/65/55435865/img_2_m?1468337966

坑口周辺だが、どうも割と最近補修されたようだ。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/65/55435865/img_3_m?1468337966

入洞しよう。というほどの距離でもないのだが。

内部は等間隔で巻立て、というか支保工のような補強がなされていた。
後年になってからの補強という風に見えたが、いつの時代のものかはわからなかった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/65/55435865/img_4_m?1468337966

反対側に出る。
反対側の画像は撮影していなかったのだが、出て左側には、あまり利用者のいなさそうな公園があった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/65/55435865/img_5_m?1468337966

こちら側の坑口も撮影しよう。
そう、同じ構造なのだ。

東武日光線は昭和4年に杉戸(現・東武動物公園)~東武日光までほぼ一気に開業したのだが、その規格は全線電化・複線というものだった(戦時中の昭和18年以降、合戦場駅以北が不要不急線とみなされ単線化され、それが複線に戻ったのは昭和48年だったという歴史はある)。
なので、ここも最初から複線規格なのだ。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/65/55435865/img_6_m?1468337966

現在地はここ

再びカルバートをくぐり、元の道を東側に50mほど進んだ。
すると・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/65/55435865/img_7_m?1468337966

もう一つ、同形状のカルバートがあった。
ただ、ここの方が先ほどの所よりも少し狭いようだ。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/65/55435865/img_8_m?1468337966

幅員と高さを計測する事はすっかり失念してしまったが、有効幅員は1.7~1.8mだろうと思う。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/65/55435865/img_9_m?1468337966

このカルバートの先には、先ほどのカルバートを抜けた左側にある公園の反対側入口がある。
利用者は多く無さそうな公園だが、公衆便所も完備されているようだった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/65/55435865/img_10_m?1468337966

反対側坑口を見る。
このカルバートは両側坑口とも、見た目は一応オリジナルの状態を保っているようだった。

(後編につづく)

  

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