【16年4月10日探索・5月31日公開】
現在地はこの辺
このあたりは比較的平穏だ。
しかし、考えていた予定よりも明らかに遅れていた。
こういう場所で少しでも先に進みたかった。
しかし、考えていた予定よりも明らかに遅れていた。
こういう場所で少しでも先に進みたかった。
そんな願いはむなしく、すぐに次の崩落地点があった。
木がそれなりに生長しているので、近年の崩落ではなさそうだ。
崖の傾斜の割にはそれほど歩きにくくはなかった。
崖の傾斜の割にはそれほど歩きにくくはなかった。
そうなると、ちょっとだけ余裕が出る。
ふと顔を上げ、ここから見える景色に元気をもらおうか。
ふと顔を上げ、ここから見える景色に元気をもらおうか。
崩落地点の先は、また歩きやすい道になった。
ん!何かが変わった・・・
植生が針葉樹になったのか。杉かな。
という事はこれまでは自然林だったのが、このあたりは植樹した人工林である可能性が高い。
という事はこれまでは自然林だったのが、このあたりは植樹した人工林である可能性が高い。
崖の下を見ると、このあたりでは水がせき止められているように見えた。
地図にはそのような表記はないが、ため池なのか?
地図にはそのような表記はないが、ため池なのか?
現在地はこの辺
突如、立派な石垣が出現した。
施工時期は不明だ。このような谷積みは、昭和の道路擁壁でもよく見かける。
が、明治時代にも採られていた手法でもあるようだ。
明治のものと考えればロマンがあるのだが・・・
施工時期は不明だ。このような谷積みは、昭和の道路擁壁でもよく見かける。
が、明治時代にも採られていた手法でもあるようだ。
明治のものと考えればロマンがあるのだが・・・
このような旧道で石垣が現れたという事は、ここの地形が急峻、もしくは地質が脆いという事のいずれか、あるいは両方だろう。
地図を見る限りにおいても、ちょうどこのあたりは等高線が密になっている場所だった。
地図を見る限りにおいても、ちょうどこのあたりは等高線が密になっている場所だった。
少し進むと早速、石垣は埋まってしまった。
20mほどの崩落を過ぎたら、石垣ふっかーつ!!
いや、復活はほんの一時だった。
やはり、ここはそれなりに難所だったのだろう。
やはり、ここはそれなりに難所だったのだろう。
ほんの一瞬だけ、再び復活!
それにしても、石垣区間けっこう長いな。もう100m以上あるぞ。
それにしても、石垣区間けっこう長いな。もう100m以上あるぞ。
(その4へつづく)