【16年5月1日探索・5月18日公開】
現在地はたぶんここ
道路の左端にはさび付いた標柱が建っていた。
そこには「林道小岩線 平成二年度竣工起点」と書かれていた。
そこには「林道小岩線 平成二年度竣工起点」と書かれていた。
どうもこの林道は、道路標示があった付近から上の方に毎年数百メートルずつ延伸していたようだ。
先ほど見た「平成元年度」よりも下部にも標柱があったのかもしれないが、それは帰路でも発見できなかった。
いずれにせよ、昭和末期か平成初期から工事がなされていた事になる。
先ほど見た「平成元年度」よりも下部にも標柱があったのかもしれないが、それは帰路でも発見できなかった。
いずれにせよ、昭和末期か平成初期から工事がなされていた事になる。
それでも、こんな古めかしい施工の石垣を見つけると、実は平成の工事は改良工事で、元から林道はあったのではないかとも思えるのだが、古い地図(徒歩道)と現在の林道は一部重なったルートになっているようなので、こういった古い石垣があっても一応の説明は付く。
実際、このルートの道の通行者がスキー客だった可能性は、あると思う。
平成の施工と思える擁壁でも相当苔が覆っている場所もあった。
右側が開けてきた。ここから景色を見ると・・・
向こう側の山がよく見えた。
ん・・・集落、あるね!
私も標高650m近くまで上ってきているはずだったのだが、ちょうど同じくらいの高さに、集落が見えた。
あちら側のいわば天空集落も、いずれ訪問してみよう。
あちら側のいわば天空集落も、いずれ訪問してみよう。
1.0kmのキロポストが建っていた。
この林道、実は3.2kmの場所が終点になっていた。
この時点では残りの正確な距離はわからなかったのだが、あと2.2km進み、登っていく事になる。
この林道、実は3.2kmの場所が終点になっていた。
この時点では残りの正確な距離はわからなかったのだが、あと2.2km進み、登っていく事になる。
地形的な目印が少ない林道上では、特徴的な岩があった。
あるは、林道開設のために道路にかかる岩を削ったのかもしれない。
あるは、林道開設のために道路にかかる岩を削ったのかもしれない。
ちなみに。先に見える白い標柱は平成4年度の竣工起点のものだ。
平成5年度竣工起点も過ぎ、平成6年度のそれが建っている場所だ。
このあたりは、それなりの規模の崩落が近くであったようで、路面もけっこう荒れていた。
このあたりは、それなりの規模の崩落が近くであったようで、路面もけっこう荒れていた。
林道版の落石注意標識のほんの10mくらい先に、また古いものが顔を出した。
かわいらしい石垣だった。
古くから浅間嶺に向かう道は何本かあったようなので、この石垣もそんな古道のものかもしれなかった。
古くから浅間嶺に向かう道は何本かあったようなので、この石垣もそんな古道のものかもしれなかった。
平成7年度竣工起点の標柱地点だ。
私のヘリオス号はオフロード用ではない事と、8段しか変速のため、こんな路面の上り勾配では無理して乗車せずに押す事にしている。
私のヘリオス号はオフロード用ではない事と、8段しか変速のため、こんな路面の上り勾配では無理して乗車せずに押す事にしている。
今度は林道版「警笛ならせ」だ。
林道版とは言え、標識デザインそのものは、一般道のものと変わらない。
林道版とは言え、標識デザインそのものは、一般道のものと変わらない。
私も、標識に従って「チーン」と鳴らした。
(その4へつづく)