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栃木県塩谷町 船生林用手押軌道・第3次探索(その2)

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【16年1月17日探索・4月22日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/49/55341149/img_0_m?1461255627

本日の記事の場所は1番から2番になる


http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/49/55341149/img_2_m?1461255627

現在地はこの辺

平穏な林鉄探索かと思ったら、とんでもなかった。
崩落現場の上を見上げる。
これは、高巻きもちょっとできそうにない。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/49/55341149/img_3_m?1461255627

今度は下を見た。
こっちも無理だな・・・

一人作戦会議を開く。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/49/55341149/img_4_m?1461255627

で、私はいったん200mほど戻り、西荒川の川原に下りてきた。
遠くに見える崩落が、今越えられなかった崩落である。

川原を迂回してしかるべき場所で路盤に復帰しようという方針が決まったのだが、川原のこちら側(右岸)には進めそうな余地がない。かくなる上は・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/49/55341149/img_5_m?1461255627

この日は渡河の準備はしていなかった。
従って、靴と靴下とズボンを脱ぎ、それをすべて抱えながらという、はたから見たら通報モノのこっけいな姿での渡河を試みた。
1月の栃木県北部の川の水って、それはそれは冷たい。しかも、素足で渡河した事のある方ならお判りかと思うが、川の中って苔でものすごく滑るのだ。なので、駆け足でなどというスピードではなく、1歩ずつ、足元の感触を確かめながらなのだ。
渡河後、すぐに足を拭くが、感覚がもどるのには数分かかった。

で、この画像は崩落地点を対岸下部から見たものになる。
崩落、1箇所じゃないじゃん!




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/49/55341149/img_6_m?1461255627

2箇所でもなかった。
全部で3箇所、路盤もろとも押し流されていたのだった。




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で、対岸に渡ったという事は、先ほどの苦しみを再び味わわなければならないという事だった。
再び、素足にて渡河を決行した。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/49/55341149/img_8_m?1461255627

対岸に着いた。
この先は西荒川のような大きな川の近くはゴール近くまで通らないはずだ。もうこんな目には遭わなくていいはずだ。
私は凍傷寸前の足をさすりながらそう思っていた。

さて、路盤までの約30mを登るとしよう。




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平場が見えた。路盤に復帰したようだ。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/49/55341149/img_10_m?1461255627

ほぼ同じ場所で左を見た。

先ほどの崩落地点から約200mの林鉄跡が巡れていない。
せめて、3箇所の崩落の上流側端までは行かねば・・・

という事で、この場所からいったん戻る。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/49/55341149/img_11_m?1461255627

ほどなく予告されたような光景が現れた。ここまで距離にして100mほどだろうか。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/49/55341149/img_12_m?1461255627

その先、歩行不能!!

この約100mの崩落区間の迂回で49分も費やしてしまったが、こうしてようやく前進可能になった。

(その3へつづく)

  

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