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東京都日の出町 都道をくぐるカルバート周辺(その2)

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【14年3月16日探索・3月28日公開】

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現在地はここ

カルバートが現れた。
都道はかなり上の方を走っている。

右に何か標柱があるようだが・・・




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東京都の境界柱だった。
こんなものがあると一瞬、私がいる道がかつて都道だったのか?などと考えてしまうが、この道は旧道ではない。
カルバートの上を走る都道31号の境界柱で間違いなかろう。




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では、カルバート入洞・・・
その前にこのカルバートがいつできたのかを考証したい。

国土変遷アーカイブの航空写真だと昭和24年から昭和36年の間にこの区間の都道現道が出来ていると読み取れる。
また、私が持っている昭和27年応急修正版5万分の1地形図「五日市」には現道は描かれていない。
とりあえず昭和27年以降昭和36年までの間だという事は確定といっていいだろう。

可能性が高いのは新坂本橋の現道区間の竣工が昭和31年だったのでその少し後、昭和32年か33年あたりだろう。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/48/54189648/img_3?1395933610

隧道という名がついていても不思議でないカルバートの先は、砕石場のような雰囲気だった。




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カルバートを抜け、そして振り返った。
坑口付近に何かあった。




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碍子だった。
カルバートの中は、かつて照明でもあったのだろうか??




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カルバートの先へ~

右にも道があるようだが、とりあえずこの左の坂道が気になった。




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坂の手前では水路を渡るのだが・・・
この橋、何だ??




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横から見た。コンクリート製土橋・・・で、いいのかな?
つか、この橋、制限重量はどうなっているのだろう?




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坂を上った。立入禁止などの表記は見あらたなかった。

積み込み施設だろうか?
破損したまま放置されたのか?使用されていないのではないかという風に見えた。

(その3・最終回へつづく)

東京都日の出町 都道をくぐるカルバート周辺(その3・最終回)

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【14年3月16日探索・3月29日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/93/54191193/img_0?1396019007

現在地はここ
地図上での進行方向は1時の方角。

いったん分岐まで引き返し、今度は右の廃道っぽい方を進む。




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工事現場の詰所と物置のような廃墟があった。




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通り過ぎてから振り返った。
プレハブの廃墟とは珍しいが、この建物の所有者には通常ではない事が起こった(倒産とか)ような匂いがした。




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さらに道は続いていた。
左の、煙突ではないそびえ立っているものは何だろう?
T建設の施設なのか?




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また橋があった。
この橋もまた、どう見ても自動車が通行できる設計っぽかった。




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左側は石垣、というにはあまりにワイルドな状態だった。




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そして上の画像のところから10mほど進んで振り返った。
巨大石垣も特筆モノだが、左側の水路の擁壁施工も味わい深かった。




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四輪車の進入が困難になってきた。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/93/54191193/img_8?1396019007

現在地はここ

ここで先が行き止まりになった。
砂防ダムのように見えるものは平成10年頃から稼動した、多摩地域のごみ処分場、二ツ塚廃棄物広域処分場になる。
これは処理水の放流前のダムといったところか。

かつてはこの先にも道が伸び、都道31号と合流していたようだ。




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ここで振り返ると、何か運搬機械のようなものが放置されていた。




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上の画像の矢印付近は近づくとこんなだった。
強烈な熱風でも出ていたのだろうか?
こんなものがある場所に至るまで「立入禁止」と書かれたものは無かったのが逆に怖いかも。

(おわり)

 

今日は吊り橋と廃道三昧

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今日は静岡県まで遠征しました。

イメージ 1

千葉県勝浦市~御宿町 国道128号旧道(その1)

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【14年2月16日探索・3月30日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/46/54193046/img_0?1396105799

現在地はここ

あの「山行が」でも紹介されていた旧道だ。
千葉県勝浦市部原 国道128号現道から左にそれていく道がある。
この道が国道128号線の旧道に当たるので、当然進んでいく。




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国道と言ってもずいぶん狭い道だったようだ。

ところで、有料駐車場の看板があるがどこが駐車場なのだろう?
海水浴客向けのものであろうとは思うが。




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名称不明、竣工年不明の橋の先は勝浦市の衛生処理場の敷地になっていた。
元々は国道の旧道だったはずの場所だが・・・
仕方が無いので迂回する。




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現在地はここ

現道の東魚見隧道の50mくらい手前に分岐する道がある。
ここから元の旧道に行ける様だ。




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正面は衛生処理センター、右は・・・




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道路情報板が設置されていた。
という事は国道時代に使用されていたもの??

ところで「ワナ注意」は道路情報なのか??




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それにしてもここ、本当に国道だったのか?
そんな「重み」は現状からは想像できなかった。




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道路情報通りにワナ出現!




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そのワナの先は廃道っぷりが高まった。




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管理の悪い林道か、ハイキングコース並みの道路状況である。

(その2へつづく)

 

千葉県勝浦市~御宿町 国道128号旧道(その2)

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【14年2月16日探索・3月31日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/87/54195187/img_0?1396191874

現在地はここ
地図上での進行方向は2時の方角になる。

白っぽいものが見えてきた。





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外房線を跨ぐ、跨線橋だった。
こんな廃空間に真っ白な跨線橋は不釣合いなのだが、列車側から考えれば廃でも何でもない。
この真っ白な色もまた計算された色合いなのだろうか?




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外側は一応化粧で取り繕っている感じだったが、路面状況からすると廃橋といってもよさそうだった。




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そんな跨線橋から、外房線の煉瓦トンネルが見えた。
現在は下り線のものだが、大正2年(1913)の開通時のものであろう。




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その先は、道路だか川床だかわからないような状況だった。




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こんな、2月とは思えないような激藪を進むと・・・




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穴が見えてきた。




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掘割上になった隧道付近には、数多くの枝が落ち、木が多数倒れていた。
この探索直近2日前が関東地方の大雪で、千葉県南部は暴風雨だったようで、その影響かもしれない。




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立入禁止看板が前にせり出してきて、いっそうそれが目立つ。
推定で幅員、高さとも5m程度あるように見えた。

現道は4本のトンネルでこの区間を越えているが旧道にあるのはこれ1本のみになる。
そしてその現道トンネルの竣工だが、御宿よりの3本は昭和30年~昭和32年となっており(隧道データベースより)一番勝浦よりの東魚見トンネルだけが昭和39年となっていた。

・・・1本だけ7年も遅れるのはちょっと不自然だと思う。ただの推定だが、東魚見トンネルも昭和32年くらいには貫通しており供用はされていたのではないかと思う。コンクリ巻立て等の工事が終了したのが昭和39年ではないかと思う。

まあいずれにせよ廃止後50年程度は経過している事になる。




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内部はこんな感じだ。
明治中期くらいに掘られ昭和20年頃に掘り下げられたであろうと「山行が」は推測していた。
横縞模様の約1mくらいが掘り下げられたところか?

帰りの電車の時間が迫ってきたが、反対側にも急いで行ってみよう。

(その3・最終回につづく)

  

千葉県勝浦市~御宿町 国道128号旧道(その3・最終回)

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【14年2月16日探索・4月1日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/61/54197261/img_0?1396282102

現在地はここ

ちょっと寄り道・・・

東魚見トンネル、部原第二トンネルを抜け、御宿町に入った。
国道脇の駐車場にいる。

ここに何だかソソラレル階段があるのだが、どうも管理人に了解をもらわないと利用できないようだ。




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覗き込んだ。
けっこうキテルなあ・・・

私がいる駐車場の場所にはかつて「サンドライブイン」というドライブインがあったようだが、廃業後、心霊スポットというレッテルを貼られてしまい、それも原因なのか、先般撤去されたようだ。




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現在地はここ

さらに鶴石トンネル、御宿トンネルを抜け、新旧道分岐地点までやってきた。




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しばらくは人家があるが・・・




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やがて道は廃になってきた。




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何だろう?
御宿町の水道関連施設??




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さらに進む。
それにしても、ここがかつての国道だったなんて、俄かに信じられない雰囲気だ。




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最終目的地が見えてきた。




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帰りの電車時刻が気になっており、探索が荒くなっていた。




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坑口付近が反対側よりも広い。

その坑口付近には土砂が溜まっていた。

(おわり)

静岡県伊豆の国市~沼津市 三津坂隧道旧道(前編)

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【14年3月23日探索・4月2日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/81/54199281/img_0?1396367269

現在地はここ
地図上での進行方向は9時。

静岡県伊豆の国市長瀬 県道130号伊豆長岡三津線の旧道を行こうと思う。
この先、現道は昭和36年竣工の三津坂隧道にて峠越えをしているが、旧道は明治隧道である。
その姿をこの目で見てみよう。

当然、ここは左の直進方向へと進む。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/81/54199281/img_1?1396367269

しばらくはのんびりとした感じの旧道だ。





http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/81/54199281/img_2?1396367269

ラブホの先でいきなり雰囲気が変わる。




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・・・こんな感じに。




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先に進む。
現役時代、簡易舗装はされていたようだ。




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なかなか良い雰囲気を持った旧道だ。
現道のトンネルが昭和36年(1961)竣工なので、その時点からカウントすると廃道になって50年以上経過している事になる。




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立入禁止看板は設置されていているものの、抑止効果はあまりなさぞうだった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/81/54199281/img_7?1396367269

石造りの坑門がなかなか素敵だ。
この隧道、竣工は明治29年であるという。




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内部はこんな感じだった。
総石垣の隧道は珍しいな・・・

(後編に続く)

   
 

静岡県伊豆の国市~沼津市 三津坂隧道旧道(後編)

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【14年3月23日探索・4月3日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/83/54200983/img_0?1396449128

現道の三津坂隧道を潜り抜け、沼津市側へ~




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/83/54200983/img_1?1396449128

現在地はここ

沼津側の坑口から約40mの場所に、現道からは90度曲がる道がある。
ここが旧隧道への入り口であるようだ。

入り口脇には現地NPO法人が設置した旧・三津坂隧道の看板が設置されている。




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50mほど坂を上ると分岐がある。
道なりに行きたくなるが、旧隧道へは手前の分岐だ。




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こんな看板があると、この先に行くことを一瞬ためらう。
が、よく見ると通行不可はトンネル内であって、アプローチ道は問題ないようだ。




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未舗装なのか簡易舗装だったのかが不明な道を登っていく。
このカーブを右に曲がると・・・




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沼津側の坑口が見えてきた。




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立入禁止看板が設置されているが、設置者は沼津土木事務所、つまり、少なくとも看板を設置した時点では県道だったことになる。




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バリケードなしの純粋な隧道画像をどうぞ!
三津の石匠、瀬川弥右衛門さんによる2重巻立がすばらしい。

あの天城隧道よりも8年も前に建設(明治29年)されたのだが、今のところ土木遺産等の指定も無いようで、かわいそうな旧隧道である。




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昨日の記事で「総石造り」と書いたが、中央部は素堀だったようだ。
床面が乾いていれば1往復しようかと思ったが、ぬかるんでいそうだったので、やめておいた。

(おわり)

  

埼玉県秩父市 ループ橋の工事用道路

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【14年1月19日探索・4月4日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/40/54203240/img_0?1396542557

現在地はここ
地図上での進行方向は、とりあえず9時。

埼玉県秩父市大滝 国道140号雷電廿六木橋の真下にいる。
ここから延びる、地図にも描かれていない道があったので行ってみようと思う。

右の道に入るのだが、その前にちょっと珍しいものをお見せしよう。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/40/54203240/img_1?1396542557

上の画像にも写っている滝沢ダムの洪水吐口下部より流れ出た水なのだが・・・
実は、訪問時には完全凍結しており、あたかもジオラマのようだった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/40/54203240/img_2?1396542557

探索に戻る。
左の建物には何も書かれていなかったが、ダム管理関係の倉庫だろうか?
そしてその先が異様に狭かった。

この道を見たとき、ダム工事付替え道路工事の最中のある一定期間、県道であった可能性があるなと思ったのだ。事実、1枚目画像の道は(土が盛られているが)付替え前の県道210号中津川三峰口停車場線だった場所である。
でも、その予想は違うかな・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/40/54203240/img_3?1396542557

現在地はここ

地図には道が描かれていないので、航空写真モードにしてみた。
この先で道は分岐していた。

まずは右折してみる。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/40/54203240/img_4?1396542557

道はほぼ180度カーブする。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/40/54203240/img_5?1396542557

先には変電所があって、そこで道は終わっていた。
戻ろう。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/40/54203240/img_6?1396542557

今度は先ほどの分岐を直進する。
こちら側はどうも車などもう何年も来ていない雰囲気だった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/40/54203240/img_7?1396542557

こちらも緩やかに右カーブしている。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/40/54203240/img_8?1396542557

何かやばそうな雰囲気になり・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/40/54203240/img_10?1396542557

ループ橋をくぐった所で道は終わっていた。かつては上の国道にアクセス出来た可能性が高い。

さて、この道の素性を探ろう。
とは言っても国土変遷アーカイブでは判然としなかった。
現地調査でわかった事は、ここから滝沢ダム方向に架かるループ橋の片割れ・廿六木橋と、300mほど旧大滝村役場方向に架かる蛹沢橋の竣工がまったく同じ平成10年(1998)6月だったことだ。

推測だが、麓から徐々に工事を進めるよりも、ここに工事用のアクセス道路があればループ橋とその下側の橋の同時竣工も可能になり、工期短縮が可能になろう。
よって、この道は工事用道路と一応結論づけよう。

  

通常記事は少々お待ちください

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眠いので、起きてから記事を書きます・・・

静岡県沼津市 なぜここに鳥居?キケンな参道?

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【14年3月23日探索・4月5日公開】

[http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/37/54205937/img_0?1396656559

静岡県沼津市口野 県道17号沼津土肥線だ。
この先の丸印付近で、変なものを発見したのだった。




[http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/37/54205937/img_1?1396656559

現在地はここ

ここで道路の反対側(地図では3時の方向)に違和感満載の光景があった。
これは・・・廃鳥居?
でも、なぜここに鳥居が?
当然ながら社は見当たらない。

その疑問は自分で自由に考えろと言わんばかりに、入り口には進入禁止等の文言は一切なかった。
当然ここへ行ってみる。




[http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/37/54205937/img_2?1396656559

な、何、これ???
やっぱり廃鳥居なのか??
なぜ支保工のようなもので補強されているのだろうか?




[http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/37/54205937/img_3?1396656559

表側(県道側のフェンス内側)に回ってみた。
やっぱり何、これ・・・

神社の名前も書かれていない。
実はこの150mくらい南側の県道旧道っぽい道沿いにも似たような廃鳥居?があったのだが、その時点ではバリケードが設置されていた事もあってスルーしていた。




[http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/37/54205937/img_4?1396656559

すこし引いてみよう。

左側が県道になる。
右の崖に設置されている梯子、素朴に気になるよね?
もちろん私も気になった。




[http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/37/54205937/img_5?1396656559

これは、私を誘っているのか?あるいはワナか?

今日の記事は疑問符がやたら多いが、そこは置いといて、行ってみようか・・・




[http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/37/54205937/img_6?1396656559

ワナだった!

見た所3段構成になっていた崖に設置されていた梯子だったが、その1段目の平場に到達する直前の梯子に手をかけた瞬間、動いた・・・気がした。
実際アンカーは緩んでいなかったのかもしれない。私の勘違いだったのかもしれないが、この時点で平常心はなくなった。て、て、撤収!!

そもそも県道を通る車からは丸見えで、私の行為自体通報モノであった事も、即撤収の判断を促したのだろう。

という訳でこの先の記事はない。
ところで、この梯子を登り始めてから思い出したのだが、ここ、パソコンの画面で見たことがあったような・・・
調べてみたら大御所さんが訪問していた場所だった。
先が気になった方はこちらをどうぞ。




[http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/37/54205937/img_7?1396656559

現在地はここ

「金櫻神社」への現在の参道はここから普通の階段を上る。
大御所さんの記事によれば昭和59年頃この参道に付け替えられたようだ。

  

45万HIT記念 静岡県静岡市 県道29号廃道群と沿道の吊橋たち(その1)

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【14年3月29日探索・4月6日公開】

★いつも訪問、閲覧いただきありがとうございます★

昨日1日で15000近いアクセスがあった。
yahooトップ画面からのリンク(八王子の住民手造り橋、都が違法判断というニュース)だったのだが、これが当ブログ史上2度目のリンクだった。

ともあれ、あと1ヶ月以上かかると思われていた45万アクセスをいとも簡単に突破したので、急遽、本日よりその記念企画の連載を開始する。



http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/77/54207477/img_0?1396709921

現在地はここ

静岡県静岡市葵区入島 静岡駅前から1日に5本しかない梅ヶ島温泉行のバスに乗り込み約80分、降車したここ、湯の森バス停が探索のスタート地点だ。
ちなみにしずてつジャストラインバスは輪行自体は可能だが、自転車は手回り品料金(子供運賃分)がかかる。

バスを見送り、ヘリオス号を組み立てた。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/77/54207477/img_1?1396709921

先ほどの画像からだと180度振り向く。地図では5時の方角に向かう。
今日はここをスタート地点とし、県道29号梅ヶ島温泉昭和線を終点方向に走行し、沿道に架かる6本の吊橋を可能な限り渡り、県道27号井川湖御幸線との交点、油島地区の玉機橋までを探索する予定だ。現道を通ったとして約17kmの距離になる。
そして途中旧道があればもちろんそちらを優先して通行する予定だ。

では、しゅっぱ~つ・・・右、道あるよね。

梅ヶ島大橋、平成9年(1997)2月竣工である。当然その旧道がある事は織り込み済だった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/77/54207477/img_2?1396709921

右の旧道はまだ使用されているようだが・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/77/54207477/img_3?1396709921

現在地はここ

いや、正確には、一部区間が使用されていると言わなければならない。
現役の道路はここでヘアピンカーブを描き河原のグランドへと下りていく。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/77/54207477/img_4?1396709921

上の画像中央右あたりの土と藪の山に登る。
なぜかカモフラージュされている先にバリケードがあり、その先が県道旧道のようだ。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/77/54207477/img_5?1396709921

まずは路面だったアスファルトがあり、ほっとした。
しかし・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/77/54207477/img_6?1396709921

崩落したと思われる箇所が現れた。
引き返そうかと思っていたが、よく見ると踏み跡があった。
同業者か??




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/77/54207477/img_7?1396709921

その踏み跡を利用し私も崩落地点を乗り切った。
踏み跡の主はおそらく5m先右に設置されている(青い屋根がちらっと写っている)ハニーボックスの設置者だろうと思う。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/77/54207477/img_8?1396709921

路面が復活したのも束の間、また落ち葉や土で路面が覆われる道になった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/77/54207477/img_9?1396709921

旧タイプのデリニエーターが残っていた。
画像ではわかりにくいが、剥げかけのシールには「静岡県」の文字が見て取れた。




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木でわかりにくいが、現道の梅が島大橋が近づいてきた。

「警笛ならせ」標識が残っていた。
ヘリオス号は廃道入り口に待機させているので、私は警笛を鳴らす事ができなかった。

さて、これで反対側へ抜け、現道へ脱出と思ったが・・・




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何か、様子がおかしい・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/77/54207477/img_12?1396709921

ガーン!
何と、現道と旧道は接続されていなかった。

仕方がないので今来た道を戻った。

(その2へつづく)

  

45万HIT記念 静岡県静岡市 県道29号廃道群と沿道の吊橋たち(その2)

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【14年3月29日探索・4月7日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/75/54209775/img_0?1396796032

現在地はここ
地図上では5時の方角に進むがとりあえず中心地点から8時の方角を撮影

現道の梅ヶ島大橋から旧道方向を見た。
廃道区間もライン上はくっきりとしていた。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/75/54209775/img_1?1396796032

昨日の記事の最後の画像の反対側がここになる。
工事中は仮設の橋でも架けたんだろうな。
こんなパターンで旧道の接続がされていないという場所は、他ではあまり記憶になかった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/75/54209775/img_2?1396796032

同じ梅ヶ島大橋から、今度は左側を見てみる。
対岸にはお茶畑が広がっており、そこへのアクセス用に吊橋が架かっている。
えっ?わかりづらいって?




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/75/54209775/img_3?1396796032

では。
これが橋のほぼ全景になる。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/75/54209775/img_4?1396796032

荷物の運搬用は簡易ロープウェーがほぼ並行する形で設置されていた。
操作は対岸で行うようで、両岸に人がいないと大変効率が悪い。




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現在地はここ


吊橋には正式な名称はないようだ。
静岡市の看板が設置されており「1人で渡る事」「揺らしたり遊ばない事」が注意事項として書かれていた。

では慎重に渡橋開始~




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/75/54209775/img_6?1396796032

この橋の長さだが、グーグルマップ上での測定では135m、マピオン地図では150mだった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/75/54209775/img_7?1396796032

対岸のお茶畑が近づいてきた。
それにしてもよく揺れる橋だ。
1スパンで対岸まで繋いでいるので仕方がないのだが、歩行のリズムと揺れのリズムが合わないので何度も立ち止まった。
これは看板の通り1人で渡らないと揺れのコントロールなど無理だな。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/75/54209775/img_8?1396796032

対岸に住んでいる方はいないようで、茶畑が斜面に広がっていた。
作業中の方が少し離れた場所にいて、部外者の訪問には少しだけ気になった様子だった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/75/54209775/img_9?1396796032

反対側から県道側を写した。
私は渡橋が目的だったので、この画像を撮影してすぐ戻った。




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次なる探索地点へ、ヘリオス号に跨る。
この沿道だけではないと思うが、荷物運搬用と思しきモノラックが多く察知されていた。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/75/54209775/img_11?1396796032

静岡なんだなあ・・・
茶畑が県道下にも広がっていた。

次の探索地はこの画像の中央部分に見えるトンネルに対応する旧道だ。
普通に地図にも描かれているので、あっという間に抜けちゃうかも・・・

(その3へつづく)

  

45万HIT記念 静岡県静岡市 県道29号廃道群と沿道の吊橋たち(その3)

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【14年3月29日探索・4月7日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/07/54211807/img_0?1396886610

現在地はここ
(進行方向は概ね4時の方角)

珠数窪(確か「たまくぼ」と読む)トンネル(2002年1月竣工)手前だ。
ここにも旧道がある事は地図を見て予めわかっていた事なのだが、いきなりガードレールバリケードが設置されている事は少々予想外だった。
それでも、もちろん進路は左だ。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/07/54211807/img_1?1396886610

トンネルの延長が360m、旧道は500m程度になろうか。
トンネルが出来てすぐ旧道が封鎖されたとして12年が経過している事になる。
という事は・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/07/54211807/img_2?1396886610

まあ、こうなるわな。

ところで、マピオン地図にはバス路線が未だにこの廃道を通行しているかのように描かれている。
という事はトンネル開通後しばらくの間、バスは旧道経由だった可能性もある。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/07/54211807/img_3?1396886610

広い場所があった。
ここはそんな路線バスを含めた離合地点だったのだろう。

この先道幅狭し 対向車注意の看板がアクセントになっていた。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/07/54211807/img_4?1396886610

ホントに狭いな、ここ。3.5m程度の幅員しかない。

廃道といえど標識には従います。お約束の「チーン!」。




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その20mくらい先の光景になる。
ここで発見したものは。




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廃道区間に立つヘキサだった。
比較的新しく見えた。平成になってからの設置か。




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その先は状況が改善された。
路面はびっしりと苔だらけだが、藪が激減した。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/07/54211807/img_8?1396886610

が、油断は禁物!
路肩がごっそり逝っている場所もあった。

ところで、下に落ちた看板は5枚上画像の「道幅狭し」ではないかと思う。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/07/54211807/img_9?1396886610

デリニエーターが倒れているあたりから、徐々にシングルトラックが復活してきた。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/07/54211807/img_10?1396886610

ここが「廃道」と「旧道」の境のようだ。

珠数窪集落にはどうも2軒くらいの家しか見当たらないが、ここから先は生活道になっている。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/07/54211807/img_11?1396886610

100mも走ると現道に合流する。

この時期、桜はまだだったが、梅が満開だった。

(その4へつづく)

  

45万HIT記念 静岡県静岡市 県道29号廃道群と沿道の吊橋たち(その4)

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【14年3月29日探索・4月9日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/96/54213596/img_0?1396973016

現在地はここ
進行方向は概ね7時、1枚目画像は4時の方角を向いて撮影

県道の橋ではないが、トラス橋が見えた。
藤代集落に向かう藤代橋、竣工は昭和45年(1970)だった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/96/54213596/img_1?1396973016

そのすぐ先で入島トンネル(昭和49年竣工)をくぐった。
昭和49年以前は・・・手持ちの地図や国土変遷アーカイブで確認してみたが、判然としなかった。
おそらくは、現在と同じ場所に素掘の狭い隧道があったのではないかと思う。





http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/96/54213596/img_2?1396973016

ヘキサと対岸の崩落との記念写真。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/96/54213596/img_3?1396973016

今回の探索では初めて安倍川を渡る。瀬戸橋だ。
昭和30年3月竣工の、本県道でも現役としては最古参かもしれない橋だった。
ちなみに静岡駅前から梅ヶ島温泉まで路線バスが開通したのは昭和26年(昭和25年説もあり)なので、バスも当初はこの橋の旧橋を渡っていた事になる。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/96/54213596/img_4?1396973016

この、左側の主塔が旧橋のものである可能性が高いが、そうなると路面は水面すれすれだった事になる。
冠水吊橋でも架かっていた??




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/96/54213596/img_5?1396973016

まだまだ険道区間が続く。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/96/54213596/img_6?1396973016

2本目の吊橋が見えてきた。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/96/54213596/img_7?1396973016

今度の橋の対岸には何があるのだろう??




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/96/54213596/img_8?1396973016

現在地はここ

農作業用のため一般人通行禁止という看板が設置されていた。
大規模な修繕がごく最近なされたようだ。

明確にわたるなの意思表示があったので、渡橋はあきらめた。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/96/54213596/img_9?1396973016

床板も金具も新しい。大規模な修繕がごく最近なされたようだ。




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橋の下に回ってきた。
下から見上げて1枚撮影・・・渡れないのは残念だなあ。

(その5へつづく)

  

45万HIT記念 静岡県静岡市 県道29号廃道群と沿道の吊橋たち(その5)

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【14年3月29日探索・4月10日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/28/54215428/img_0?1397057010

現在地はここ
進行方向は概ね7時の方角

有東木沢(うとうぎざわ)橋にやってきた。
ここからでも右の欄干が見え、それなりに古そうな橋であることは簡単に予想できた。
案の定、昭和34年8月竣工、間もなく55年という歳月を経た橋である事が判明した。のだが・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/28/54215428/img_1?1397057010

進行方向左側の欄干にはまったく違う情報が書かれていたのだった。
昭和57年3月竣工、それだけならまだしも橋の名称まで異なっていたのだった。

「有東木橋」だと、mapion地図を見る限り進行方向左折し2km強進んだ場所に架かっている橋とも名称がかぶる。
左半分と右半分の建設時期が異なっている事自体は拡幅によるものであろうから、それほどレアなものでもないだろうが、橋の名称が違うのはレアすぎだぞ!




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次なる目的地に到着した。
ところで、ミニヘキサ、静岡にもあったんだ。




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現在地はここ

今度の吊橋は主塔がしっかりしているものだった。
それでも歩行者しか対象にはなっていないようだ。
橋の手前には通行制限などは書かれておらず「揺らさず静かに渡る」ことだけが守られるべき事項となっていた。




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では渡橋しよう。
橋の全長はmapion地図上での測定で約150mだ。
床板の幅は45cmしかないが、途中7箇所に離合箇所が設けられており、橋上でのすれ違いがスムースに行われるようの配慮されていた。

実際それほど利用者が多いのかは不明だが、対岸にも数軒の家屋があり、日常的に通行する人はいるようだ。
このあたりの集落名である「渡(ど)」とこの橋に関連性があるのかどうかは現段階では不明だ。




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下流方向(左側)を見た。
それほど水量は多くなかったが、川幅はけっこうある。




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対岸にはなにやら石垣が多いな。




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渡り終えて振り返った。




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橋のほぼ全景になる。
2径間ということになろうか。
先ほどの吊橋ほどではなかったが、それなりに揺れた。




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県道に戻り、南下を続ける。

400mほど南下した所の大河内洞門(昭和50年3月竣工)の先に、今だけ限定な光景があった。




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現道が災害のための復旧工事中で、迂回路が設置されていた。
7月末までのレアな光景ではあった。

(その6につづく)

  

45万HIT記念 静岡県静岡市 県道29号廃道群と沿道の吊橋たち(その6)

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【14年3月29日探索・4月11日公開】

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現在地はここ
進行方向は7時の方角

大河内橋までやってきた。
ここで県道が再び安倍川を渡る。
この橋は昭和26年11月竣工とかなり古くなっており、幅員も5m程度しかないため大型車のすれ違いはできない。




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そのためすぐ下流側に新しい橋が建設されるようだ。




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そんな現道の橋の上流側には、旧橋の主塔が残されていた。
現道が昭和26年竣工だからこの吊橋は戦前からあったものだろう。
おそらく床板は木製だったと思われる。




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現在地はここ

北沢バス停すぐそばから道は分岐していた。
左は現道、右が旧道だ。もちろん向かうのは右の道だ。




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旧道に入るとすぐ釣堀があり、そのすぐ先に橋が架かっていた。
北沢橋、昭和34年1月竣工だ。




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で、その北沢橋の先だが、年季が入っているのみではなく、明らかに廃のオーラが漂っていた。




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バリケードを3枚突破するとその先には工事中のためか道路がない。




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なので、現道に戻って南下する。


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同じ場所で振り返る。

上の旧道は廃のオーラがあふれんばかりだった。
地図を見る限り、旧道が通行できないという情報は得られない。




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500mごとにキロポストが設置されているので、わかりやすくていい。
次の吊橋が見えてきた。




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歩道のものであろう。県道をもまたいでいる。




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この橋も長い。これはソソラレるな。
あとは、渡っていいものかどうかが気になる。

(その7へつづく)

  

45万HIT記念 静岡県静岡市 県道29号廃道群と沿道の吊橋たち(その7)

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【14年3月29日探索・4月12日公開】

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現道にある中平バス停脇の階段をヘリオスを担いで上り、吊橋へと向かった。




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現在地はここ

橋の袂に着いた。
最も気になっていたこと・・・「一人でわたってください」!!
やったね!渡橋者自体の制限はなかった。




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橋はゆっくりと後ほど渡るとしよう。
まずは旧道、というかどう見ても廃道を今たどって来た北沢方面へ行ってみよう。

ところでこの猫車、吊橋で利用するものなのか、廃道で利用するものなのか?




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廃道区間は約500mほどあるはずだが、いきなりこんな感じだった。




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このあたり、草原みたいで見た目は綺麗だが、かなりぬかるんでいる場所だった。




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こんなだった。

現道は昭和53年に切り替わったようなので、そうなるとこの道の廃道暦は25年ということになる。
管理されないとすぐこうなってしまう場所の典型ともいえる。




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落石によるガードレール墜落があった。

この道にもシングルトラックがあるようだが・・・




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そのシングルトラックの利用差は、またしてもハニーボックスの持ち主のようだった。




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また路面がぬかるんできた。




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その左には名もない(たぶん)滝があった。



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その滝から数十メートルで行き止まりになる。
この画像はちょうどこの場所だ。
奥に全面通行止が見える。

さて、吊橋に戻ろうか。

(その8につづく)

  

ごあいさつ

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いつも訪問、閲覧頂きありがとうございます。

2008年4月12日から続けている連続更新はこれで7年目に入りました。
携帯からや猫画像だけの更新の日やダブり記事もあったりしましたので、あまり大きな事も言えませんが、可能な限り続けていこうと思ってますので、今後ともよろしくお願い致します。

画像は、本日のブログランキング(訪問者数・週間)です。
先日、yahooトップ画面からリンクがあった(八王子の住民手作り橋 http://blogs.yahoo.co.jp/takaratta1152/38479388.html)関係でこんな上位になったので、記念にプリントアウトしました。
 

45万HIT記念 静岡県静岡市 県道29号廃道群と沿道の吊橋たち(その8)

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【14年3月29日探索・4月13日公開】

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現在地はここ

500mの廃道を1往復し、猫車が置かれていてヘリオス号を待機させていた吊橋の袂に戻ってきた。




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では、待望の吊橋を渡ろう。
この吊橋はここまででの最長であるようで、地図読みでも185mほどある。
途中に橋脚が2基あるので、3径間の吊橋ということになる。




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床板は幅員30cm、看板に一人で渡るよう書かれていたように、離合スペースはない。




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吊橋の歩道橋が県道をも渡るのはかなりレアな光景だ。
現・県道が昭和58年に供用されている(500m北側の新北沢橋は昭和53年竣工だが、中平集落内の現道の橋は昭和58年竣工だったので)が、この吊橋はそれ以前からここに架かっていた可能性が高い。
もちろん修繕はされていようが。




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ところどころ、床面が補修されている。
これって、安心して渡って大丈夫って事だよね。

3径間もある橋なのに、よく揺れる。
風で揺れるのではなく、私の歩行リズムのための揺れだ。




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で、対岸だが、家屋は無いように見える。
畑などの作業用だろうか。一般人も渡れてよかった。




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2本目の橋脚を通過する。
何か、ほとんどのワイヤー、本来あるべき箇所からはずれてるんですけど・・・




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対岸が近づいた。
そういえば、いつの間にか床板サイズが15cm×2に変わっていた。
トータル幅員は同じなので、だから何?といわれたらそこで話が終わるのだが。




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対岸より橋の全景を撮影した。
ちなみに渡橋所要時間は片道で約4分かかった。




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1往復し次の橋へと向かおうと思う。
ちなみに、この中平集落内の旧道の橋(橋梁名は解読できなかった)は昭和35年竣工だ。




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現在地はここ

現道へ合流・・・

ギャ!!

この、右側のどう見たって廃オーラ全開の旧道、完全に予定外だった。
見つけてしまった以上、これも行かねばなるまい。

(その9へつづく)
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