【16年1月10日探索・3月9日公開】
現在地はこの辺
氷ヶ池はその名の通り冬場は結氷していたようだ。この日は1月ながらまったくそんな気配がなかったが、まだ電気冷蔵庫が無かった時代にはここから切り出した氷を使って熱海温泉の上流階級の宿泊者へのもてなしがなされていたそうだ。
そしてこのあたりの池のほとり一帯はかつて観光牧場だった。くわしくはこちらのサイトに記述と当時の画像が掲載されているが、伊豆スカイラインと熱海高原ロープウエーにとっては貴重な観光スポットになっていたようだ。
池のまわりを半周してきた。
昭和40年台前半にはこのあたりまで伊豆スカイラインから車道が通じていた(未舗装路だった可能性あり)そうだが、現在ではそんな痕跡はなかった。
また、このあたりにはかつてボート乗り場があったようだが、これまた痕跡は見つからなかった。
また、このあたりにはかつてボート乗り場があったようだが、これまた痕跡は見つからなかった。
それにしても、ここからだと富士山がよく見えるなあ。
こんな怪しげな橋を渡り、その先に進む。
玄岳へ続く道がこの登山道のメインルートになるのだが、その分岐を左へ進路を取る。
玄岳へ続く道がこの登山道のメインルートになるのだが、その分岐を左へ進路を取る。
すると、ほどなくカルバートが現れた。
上は無論伊豆スカイラインなのだが、このカルバート、歩道にしては広すぎる。
かつての氷ヶ池までの車道とはこれの事なのではなかろうか?
かつての氷ヶ池までの車道とはこれの事なのではなかろうか?
現在地はここ
これは反対側の図だ。
ここで、カルバートの脇からちょっと登ってみる。
伊豆スカイラインは歩行者通行禁止なので進入してはいけないのだが、ここは路肩よりも外側なのでセーフかな?
場所はまさに本線から玄岳料金所へのエスケープ路が分岐する場所だった。
場所はまさに本線から玄岳料金所へのエスケープ路が分岐する場所だった。
カルバートだけは車道スペックなのだが、その周囲は明らかに歩道なのだ。
廃道化されたのだろうか?
廃道化されたのだろうか?
遠くに伊豆スカイラインの玄岳料金所の建物が見える。
このままこの道を進めばそちらへ行けそうだ。帰路はそうするとして、まずは目指す場所へのアプローチを開始しなければならない。
このままこの道を進めばそちらへ行けそうだ。帰路はそうするとして、まずは目指す場所へのアプローチを開始しなければならない。
道などまったく無いのだが、このあたりから左の藪に入っていく。
なので、こんな藪を掻き分けながら進む。と言ってもほとんど進まない。ガサゴソ・・・
しばらくこんな感じの藪と格闘するのだが、絵にならないので画像は割愛する。
しばらくこんな感じの藪と格闘するのだが、絵にならないので画像は割愛する。
あ!見えた!
藪を抜けた。そして見えたのはロープウエーの玄岳駅跡だ。
カルバートの場所からだと直線距離で100mほどの場所なのだが、デジカメのタイムスタンプを確認したらなんと28分もかかっていた。
それにしても風が強いなあ~
(その4へつづく)