【16年1月10日探索・3月3日公開】
現在地はここ
静岡県熱海市田原本町 JR・伊豆急行の熱海駅前だ。
駅前と駅は現在工事中で、今年度中には駅ビルも完成するようだ。
駅前と駅は現在工事中で、今年度中には駅ビルも完成するようだ。
私の目的はこちら側ではなく反対側だ。
振り返った。
ここに建っているのは熱海第一ビルという商業ビルだ。
そして、このビルには幻のモノレール駅が眠っているという。
ここに建っているのは熱海第一ビルという商業ビルだ。
そして、このビルには幻のモノレール駅が眠っているという。
そのモノレールは「熱海モノレール」という。昭和37年に免許申請された延長2.07km(のちに1.84kmに計画修正)の跨座式モノレールであった。昭和40年代にはモノレールの話も消滅したようだが、昭和42年にはこのビルの地下3階にモノレール駅が完成していて、それが熱海モノレールとしての唯一の遺構であるようだ。
詳しくはWikipediaをどうぞ。
詳しくはWikipediaをどうぞ。
実際に駅の遺構の場所まで行く事が出来るはずがないのは百も承知はしているのだが、それでも気になるので行ける所まで行ってみる。
ビルの案内にはもちろんモノレール乗り場などという文字はない。
ビルの案内にはもちろんモノレール乗り場などという文字はない。
地下1階だ。
飲食店や観光協会などが入っているが、モノレールの駅ビルっぽさが漂う・・・気がしているのは私だけか?
飲食店や観光協会などが入っているが、モノレールの駅ビルっぽさが漂う・・・気がしているのは私だけか?
そのまま階段を下りていく。
地下2階が見えてきた。
階段を下り、右に行けば駐車場になる。
地下2階が見えてきた。
階段を下り、右に行けば駐車場になる。
そして地下2階部分を回り込むとこんな光景になる。
手書きの会社の表札はあえてスルーする。
階段部分、いかにも不自然な隠し方ではある。
しかしながら、ベニア板の部分、あり得ないほど高さがない。
後年の工事で階段部を埋めた可能性はあるが、観光地のモノレールの始発駅に向かうには階段が狭い気がする。こちら側には駅への入口はなかった可能性が高いと見るべきか。
しかしながら、ベニア板の部分、あり得ないほど高さがない。
後年の工事で階段部を埋めた可能性はあるが、観光地のモノレールの始発駅に向かうには階段が狭い気がする。こちら側には駅への入口はなかった可能性が高いと見るべきか。
そんな訳でいったん地下1階にもどり、そこから反対側の階段に向かう。
この画像は反対側階段(湯河原寄り)踊り場から飲食店街方向を写したものになる。
この画像は反対側階段(湯河原寄り)踊り場から飲食店街方向を写したものになる。
再び地下2階に下りていく。
こちら側には変電設備がある。
変電所はモノレールにも対応していたものだったろうか?
あるいは、スペースだけは確保されていた可能性もある。
こちら側には変電設備がある。
変電所はモノレールにも対応していたものだったろうか?
あるいは、スペースだけは確保されていた可能性もある。
地下2階に着いた。
左折するとこの光景になる。
駐車場への入口になっているようだ。
駐車場への入口になっているようだ。
避難経路図が掲示してあった。
この経路図には駅を思わすものは特に描かれていなかったのだが、今これを見直すと、エレベーターも確認すべきだった事に気づいてしまった。
そして、最も怪しいのがこの塞がれた場所だった。
想像を働かせるしかないのだが、この中には50年近く眠ったままの階段と、その先にはまったく日の目を見ていない未成の駅遺構が存在するはずだ。
想像を働かせるしかないのだが、この中には50年近く眠ったままの階段と、その先にはまったく日の目を見ていない未成の駅遺構が存在するはずだ。
見学会とか、開催されないものかなあ~