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Channel: 埼玉発 おとなの小探険
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千葉県南房総市 国道127号逢島隧道旧道・聖山隧道

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【15年9月22日探索・12月29日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/59/55202159/img_0_m?1451317484

現在地はここ

千葉県南房総市富浦町豊岡 国道127号線の現道が左に、その旧道と思える道が右に分岐する地点だ。

当然右に行くのだが、その前に左の現隧道に挨拶せねば・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/59/55202159/img_1_m?1451317484

これがその逢島隧道(昭和17年竣工)と歩道トンネル(昭和46年竣工)だ。
現在の国道127号線の大部分は、昭和18年に軍事国道特37号に指定された区間でもある。
この車道隧道はまさにその頃に整備されたものだ。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/59/55202159/img_2_m?1451317484

反対側(木更津側)坑口だ。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/59/55202159/img_3_m?1451317484

そしてこれが木更津側坑口をさらに引きで俯瞰したものになる。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/59/55202159/img_4_m?1451317484

1枚目画像の位置まで戻って、改めて旧隧道に向かった。
高さ2.9m制限標識があるが、これは軍用車両の通過には問題があったのだろう。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/59/55202159/img_5_m?1451317484

隧道内部だ。

言い遅れたが、この隧道は旧・逢島隧道ではなく、聖山(ひじりやま)隧道という名が与えられている。竣工はなんと明治29年であるらしい。
現在の国道隧道が昭和17年開通していたという事は、この隧道が国道であった時代はなかった事になる。





http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/59/55202159/img_6_m?1451317484

一つ上の画像にも別の窪みが写っていたが、これは防空壕の跡で間違いなさそうだ。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/59/55202159/img_7_m?1451317484

確認できたもので5箇所あるが、いずれも埋め殺されていた。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/59/55202159/img_8_m?1451317484

反対側坑口だ。
素掘のモルタル吹付け施工って、最近怖いと思うようになってしまったが、ここのは大丈夫か?

  

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