【15年9月22日探索・12月29日公開】
現在地はここ
千葉県南房総市富浦町豊岡 国道127号線の現道が左に、その旧道と思える道が右に分岐する地点だ。
当然右に行くのだが、その前に左の現隧道に挨拶せねば・・・
これがその逢島隧道(昭和17年竣工)と歩道トンネル(昭和46年竣工)だ。
現在の国道127号線の大部分は、昭和18年に軍事国道特37号に指定された区間でもある。
この車道隧道はまさにその頃に整備されたものだ。
現在の国道127号線の大部分は、昭和18年に軍事国道特37号に指定された区間でもある。
この車道隧道はまさにその頃に整備されたものだ。
反対側(木更津側)坑口だ。
そしてこれが木更津側坑口をさらに引きで俯瞰したものになる。
1枚目画像の位置まで戻って、改めて旧隧道に向かった。
高さ2.9m制限標識があるが、これは軍用車両の通過には問題があったのだろう。
高さ2.9m制限標識があるが、これは軍用車両の通過には問題があったのだろう。
隧道内部だ。
言い遅れたが、この隧道は旧・逢島隧道ではなく、聖山(ひじりやま)隧道という名が与えられている。竣工はなんと明治29年であるらしい。
現在の国道隧道が昭和17年開通していたという事は、この隧道が国道であった時代はなかった事になる。
現在の国道隧道が昭和17年開通していたという事は、この隧道が国道であった時代はなかった事になる。
一つ上の画像にも別の窪みが写っていたが、これは防空壕の跡で間違いなさそうだ。
確認できたもので5箇所あるが、いずれも埋め殺されていた。
反対側坑口だ。
素掘のモルタル吹付け施工って、最近怖いと思うようになってしまったが、ここのは大丈夫か?
素掘のモルタル吹付け施工って、最近怖いと思うようになってしまったが、ここのは大丈夫か?