【15年11月1日探索・12月3日公開】
静岡県熱海市青葉町 山腹の住宅地をずっと登ってきた。
ここを右折してさらに上ろうとしている。
ここを右折してさらに上ろうとしている。
今回探しに来たものは「熱海高原ロープウェイ」の痕跡探しだ。熱海高原ロープウェイは地元企業「みその商店」が中心となり昭和42年10月に開業したが、昭和45年6月6日に母体であるみその商店が倒産し6月9日より休業、債権者の手により7月1日から運行を再会したものの12月には再び休業し、その後2度と運行再開とはならなかった。
私は家族旅行で、かつての山麓駅そばのサボテン公園まで来た事は覚えている。
しかしロープウェイには乗れなかったのでその旅行は昭和46年だったものと思う。
そんな幼少の頃の思い入れもある場所だった。
しかしロープウェイには乗れなかったのでその旅行は昭和46年だったものと思う。
そんな幼少の頃の思い入れもある場所だった。
今回、熱海新道から旧玄岳駅を目指さず、この先の林道を進んでいく計画だ。その理由は熱海新道自体は自転車通行可になったが、伊豆スカイラインは自転車通行禁止のため、実質熱海新道も通行止め同様なはずだ。そんな場所での自転車自体が目立つ事で、怪しげに見える行動が通報モノになる事を避けるためだった。計画では林道終点から直線距離で約300mは山の中を登り、玄岳駅跡を目指そうというものだった。なので、タイトルはロープウェイだが、やっていることは林道走破が中心になる。
左の壁に「ようこそ小嵐中へ」とペイントで書かれていたのだが、その熱海市立小嵐中学校は2014年3月に統合のため廃校となった。
この道は中学校のアクセス道だったので、ここ自体もまた廃道寸前といったところか。
辛うじてこの先の林道アクセスはあるが・・・
この道は中学校のアクセス道だったので、ここ自体もまた廃道寸前といったところか。
辛うじてこの先の林道アクセスはあるが・・・
ちなみに、私がいるこの場所は桟橋になっている。その名を希望の橋という。昭和54年架橋だ。
そんな名の橋が廃橋になったらちょっと目を覆いたくなるなあ・・・
そんな名の橋が廃橋になったらちょっと目を覆いたくなるなあ・・・
希望の橋を渡り、振り返った。
右の階段がかつての中学校入口であるようだ。
右の階段がかつての中学校入口であるようだ。
その先にもう1ヶ所桟橋があり、それは昭和54年竣工「学びの橋」といった。
広い道は突き当たる。
ここでの進行方向は右になるのだが、その前に・・・
ここでの進行方向は右になるのだが、その前に・・・
左側もちらっと見ておこう。
中学校のグラウンド跡のようだが、この後何かに利用するのかな?
中学校のグラウンド跡のようだが、この後何かに利用するのかな?
では改めて、右側へと進む。
現在地はここ
和田川を渡るのだが、川自体は干上がっていた。
その先にゲートがあって、その先一般車両は通行できない。
その先にゲートがあって、その先一般車両は通行できない。
玄岳林道、昭和56年から平成3年頃まで工事が進められた林道だ。
未舗装なのを除けばスペックは悪くない。
未舗装なのを除けばスペックは悪くない。
短い区間だけ舗装が復活した・・・一応。
左の分岐は川に降りるものか?
ここではガードパイプがあったが、この先ガードレールの類はなかったような・・・
ここではガードパイプがあったが、この先ガードレールの類はなかったような・・・
名も無い橋で再び和田川を渡る。
ちょうどこの付近にロープウェイが通っていたはずなのだが、その痕跡は見当たらなかった。
(その2へつづく)