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埼玉県秩父市 国道140号雁坂トンネル手前を自転車で進む(その1)

【15年6月7日探索・9月24日公開】


現在地はここ

埼玉県秩父市大滝 川又橋を渡り、これから雁坂トンネル方向へと向かう。

埼玉県と山梨県の県境、「雁坂トンネル」が歩行者・自転車通行禁止なのは、それなりに周知されている事なのだが、その手前までは行く事が可能だ。
ただ、普通は時に何がある訳でもないそんな場所に行く人なんて、まずいない。
なのでその区間のレポもWEB上には見当たらないようだ。

ところで、地図を見ていて1ヶ所気になった場所があった。それは
探索地ほぼ全体図中の、この地トンネル付近だった。
地図が正しければ、このトンネルには旧道がある事になる。
ちなみに、私が持っている昭文社の「埼玉県都市地図」(1989発行)にもこのトンネル部分が同様に描かれていた。

その解明も含め、奥地へと進んでいこう。





山岳路線なので、カーブが多い。
つか、登りがずっと続く事のほうが・・・





ちなみに、このあたりの少し手前に廃集落らしき場所があって、そのあたりを下っていくとこの記事の場所に出る。

国道上には、先のほうに橋が架かっているのが見える。
「さざれ尾根橋」という名で、竣工は昭和43年3月だ。
こういった情報はこの道の歴史がわかるので重要だ。





この建物は山麓亭というそば屋さんだ。
旧大滝村中心部から登ってくるとほとんど飲食店がないので、貴重だ。





その先にも何か建物があるようだ。





この画像の左側に山麓亭の旧店舗らしき建物があった(現在は物置?)。
そして、この画像の場所なのだが、休憩所(あずまや)があった。
これは珍しいな・・・





珍しいのはその造りも、なのだが、設置者が山麓亭さんであるようで、その事も珍しい要因だった。





そしてその先にトンネルが見えてきた。





現在地はここ

滝川峡隧道、銘版が見当たらなかったが、隧道データベースによれば昭和46年竣工だった。
先ほどの、さざれ尾根橋からここまで3年かかった事になる。





反対側坑口からも、一応旧道の可能性を確認してみた。
結果、ここは少なくとも車道での旧道はないと判断する。





登りばっかりで、少し休みたくなってきた・・・

(その2へつづく)

  

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