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群馬県安中市 県道33号天神山トンネル旧道・旧々道(後編)

【15年7月26日探索・9月12日公開】


現在地はこの辺

このあたり、20mくらい先で舗装が復活する。





そしてそれは集落がある事を意味していた。
峠のこちら側は松井田町新井になる。

突きあたりを左折すると旧道・旧々道合流で集落内を通り現道へ合流する。
それは至って普通の道なので、私は突き当りを右折、つまりは旧道へと進む。





突き当りを右折すると、旧道は何とも言えない味のある状態になっていた。





現在地はここ

そして橋がある。
新天神山橋、昭和51年3月竣功の橋だ。下は現道である。

ところで、マピオン地図にはちょうどこのあたりから右に10m強旧道痕跡が残っているように描かれていたが、激藪のためそれが本当なのかどうかは不明だった。





橋上から下の現道を見た。

トンネルの3年前に出来上がっている橋なので、トンネル工事との関わりは間違いないだろう。





その先へ行ってみよう。





このカーブ地点には現道へのエスケープルートのような道がある。
その道も工事用道路、もしくは仮の付替県道であった可能性が高い。





先ほどのカーブのあたりには企業の物置のようなスペースがあったが、もうその先には何もない。
通行するのは山林作業の方か、趣味者くらいだろう。





なので、かつては2車線あったはずの舗装路がこんな状態になってきた。





画像ではわかりにくいだろうが、苔がすごくて路面が滑る。
このあたりから先は徒歩で進んだ。





利用者がいないのだから、こんな風になっても直す人はいない。





現在地はここ

こちら側の坑口埋め戻し地点が見えてきた。
前回から5年経った事と、夏場だった事でより旧道の熟成が進んでいたという印象だった。

(おわり)

  

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