【15年8月15日探索・9月13日公開】
いつも閲覧頂きありがとうございます。
本ブログに於いてはアクセス数の節目ごとに、これまで「記念企画」と称していつもよりも大ネタ(当ブログ比)の連載をお送りしてきた(つもりです)。
そして次の節目まで1万HITを切り、秒読みになろうとしている。
そして次の節目まで1万HITを切り、秒読みになろうとしている。
今回は、その「プレ」記念企画をお送りする事にした。
舞台は福島県南会津郡只見町だ。「本連載」では大沼郡金山町の会津川口駅まで行く事になるのだが、その前段部分をお送りする。題材は2011年7月の新潟・福島豪雨の影響で不通が続いているJR只見線の不通区間だ。
JR東日本、複数のメディアや個人から発信された情報を総合して考えると、鉄道での復旧は相当ハードルが高そうだという事だ。
近いうちにその去就についてJR東日本から正式発表があるとも言われている。
その前に現状を見て、私なりの方策が何か見つけられないものか?という思いがあった。個人の意見など、取るに足らないものなのも承知はしているが、そもそも現状を詳細に伝えている記事はウェブ上には見当たらなかったのでそれだけでも何とかしたかった。
舞台は福島県南会津郡只見町だ。「本連載」では大沼郡金山町の会津川口駅まで行く事になるのだが、その前段部分をお送りする。題材は2011年7月の新潟・福島豪雨の影響で不通が続いているJR只見線の不通区間だ。
JR東日本、複数のメディアや個人から発信された情報を総合して考えると、鉄道での復旧は相当ハードルが高そうだという事だ。
近いうちにその去就についてJR東日本から正式発表があるとも言われている。
その前に現状を見て、私なりの方策が何か見つけられないものか?という思いがあった。個人の意見など、取るに足らないものなのも承知はしているが、そもそも現状を詳細に伝えている記事はウェブ上には見当たらなかったのでそれだけでも何とかしたかった。
ご存知のようにJR只見線は1日当たりの本数が極端に少ない。
小出~只見間などは1日3往復しか走らないが、それでも大宮6時34分発の上越新幹線で浦佐~小出乗換えをすれば9時15分に只見までたどり着ける事がわかった。
只見~会津川口は只見線不通区間の距離で27.6km、迂回ルートである国道252号線を中心に途中駅に立ち寄りながら巡っていくと40km程度だろうか。帰路の事もあるので、私は計画を練り、訪問日を8月15日に設定した。
小出~只見間などは1日3往復しか走らないが、それでも大宮6時34分発の上越新幹線で浦佐~小出乗換えをすれば9時15分に只見までたどり着ける事がわかった。
只見~会津川口は只見線不通区間の距離で27.6km、迂回ルートである国道252号線を中心に途中駅に立ち寄りながら巡っていくと40km程度だろうか。帰路の事もあるので、私は計画を練り、訪問日を8月15日に設定した。
なお、今回の「プレ」部分は只見駅から途中寄り道をしながら、一駅先の会津蒲生(駅の先)までの全4回の連載になる。
「本連載」も含めると、かなり長い連載になるのだが、今回もぜひお付き合いください。
「本連載」も含めると、かなり長い連載になるのだが、今回もぜひお付き合いください。
連載に先立って、さらに心配事が増えた。先日(本年9月)の豪雨で西若松~会津本郷間の大川橋梁が損傷し、本日現在JR只見線が鉄道として走っているのは只見~小出間のみとなってしまった。廃止という最悪の事態も懸念されたが、この区間は復旧する予定と聞いたので、当面代行バスによる不便さはあるようだがひとまずはホッとした。
現在地はここ
そんな訳で9時15分に2両編成の列車は只見駅に到着した。
本来の進行方向の出発信号は赤が点ったままだ(かなり遠くに見えるがお判りだろうか?)。
この色が赤以外に変わる事はあるのだろうか?
本来の進行方向の出発信号は赤が点ったままだ(かなり遠くに見えるがお判りだろうか?)。
この色が赤以外に変わる事はあるのだろうか?
青春18きっぷ利用期間という事もあり、9時25分発の代行バス・会津川口駅行はほぼ満席になったようだ。
私は当初、この代行バスを見送ってからスタートしようと思っていたが、少しでも予定より早く行動したかったので、先にスタートする事にした。
私は当初、この代行バスを見送ってからスタートしようと思っていたが、少しでも予定より早く行動したかったので、先にスタートする事にした。
まずは県道132号只見停車場線を通る。
地図読みでは延長180mほどの短い県道だ。
融雪の地下水が出るようになっているようだが、豪雪地帯だから当然か。
地図読みでは延長180mほどの短い県道だ。
融雪の地下水が出るようになっているようだが、豪雪地帯だから当然か。
国道252号線に出た。
只見線に乗ろうと書かれたミニ幟のようなものがはためいていた。
只見線に乗ろうと書かれたミニ幟のようなものがはためいていた。
そう言えば、小出からの只見線に乗車中、何人もの人が列車に手を振っていたのが印象的だったが、これは沿線市町村が条例化していた事であるようだ。特にお金をかけなくても、何とか只見線を盛り上げたいという思いが伝わり、好感を持った。
ワム80000の3連倉庫だ。珍しいな。
停まって写真を撮ろう・・・
停まって写真を撮ろう・・・
なんて事をしていたら代行バスにあっさりと抜かされた。
ちなみに、代行バスは只見観光タクシーという会社が受け持っているそうだ。
ちなみに、代行バスは只見観光タクシーという会社が受け持っているそうだ。
少し進んだ所で、左側を見た。
遠くに見える直線は、路盤と、もちろん線路もある。
この区間、1駅先の会津蒲生までであれば列車の運行はそれほど難しくないように見えたが、この1駅区間だけ延長しても代行バス発着所のスペース等もあるので、あまりメリットは無いのだろう。
遠くに見える直線は、路盤と、もちろん線路もある。
この区間、1駅先の会津蒲生までであれば列車の運行はそれほど難しくないように見えたが、この1駅区間だけ延長しても代行バス発着所のスペース等もあるので、あまりメリットは無いのだろう。
ほぼ同じ場所で右を見た。
特徴的な形の山があるが、何という名の山だろう?
地図と照合してみたがよくわからなかった。
特徴的な形の山があるが、何という名の山だろう?
地図と照合してみたがよくわからなかった。
只見線のガードをくぐった。
ちなみに、代行バスには「叶津」というバス停がこの付近に設置されているようだが、私は見落としたらしい。
ちなみに、代行バスには「叶津」というバス停がこの付近に設置されているようだが、私は見落としたらしい。
(その2へつづく)