【15年3月22日探索・8月2日公開】
静岡県静岡市清水区小島町 国道52号線を左折し、興津川に架かる吊り橋を目指す。
この日は何度かにわか雨やひょうが降ったので、路面が濡れていた。
ここから左に行くと目指す吊り橋に行けるようだが・・・
どうもこの下に架かる橋が気になった。
まずは直進、寄り道してみよう。
まずは直進、寄り道してみよう。
何だか、イイ感じの橋が架かっていた。
桁橋と見た。
年季のある橋だという印象だが、昭和13年の架橋であることは橋の手前の親柱に刻
まれていた情報により、この時点では知っていた。
年季のある橋だという印象だが、昭和13年の架橋であることは橋の手前の親柱に刻
まれていた情報により、この時点では知っていた。
探索当時に咲こうとしていた桜と、妙に直線的な道路が印象的な光景だ。
やはり桁橋だった。
が、3本(たぶん)の橋脚がかなり高いので、桁橋としては珍しいかも。
が、3本(たぶん)の橋脚がかなり高いので、桁橋としては珍しいかも。
ちなみに、この橋の旧橋は無いようで、この橋が架かる前は後編でお伝えする吊り橋
が唯一の交通路だったようだ。
が唯一の交通路だったようだ。
この橋の名は「立花橋」であり、この付近の興津川左岸の地区名であるので、順当と
言えよう。
ところが奇妙な印象が拭えなかったのがこの親柱の銘版だった。
「命名 農林大臣 伯爵 有馬頼寧」という銘版なのだが、国道や県道でもないこの
橋に、なぜ?? しかも静岡県とのつながりがさほど深いようには思いにくい同氏が
(私の不勉強なだけかも)なぜ命名者?
言えよう。
ところが奇妙な印象が拭えなかったのがこの親柱の銘版だった。
「命名 農林大臣 伯爵 有馬頼寧」という銘版なのだが、国道や県道でもないこの
橋に、なぜ?? しかも静岡県とのつながりがさほど深いようには思いにくい同氏が
(私の不勉強なだけかも)なぜ命名者?
話が脱線するが、JRAの年末のG1レース、有馬記念はこの有馬頼寧の功績(日本
中央競馬会第2代理事長・競馬の大衆化に尽力)を称えたものである。
中央競馬会第2代理事長・競馬の大衆化に尽力)を称えたものである。
さあ、先ほどの分岐まで戻ろう。
あれ! 来るときにはスルーしてしまったが、橋の袂の照明もイイ感じだ。
これもオリジナルであるのかも。
これもオリジナルであるのかも。
(後編の吊り橋編につづく)