【15年3月14日探索・5月7日公開】
現在地はここ
昭和43年の廃線後、約半世紀が過ぎている。
にしては、路盤はかなり美しいほうだろう。
にしては、路盤はかなり美しいほうだろう。
そして鬱蒼とした竹藪に見え隠れしているのは・・・
隧道坑口が見えた!
煉瓦隧道だった。
大正7年(1918)開業時からだともうすぐ100年が経つ。
大正7年(1918)開業時からだともうすぐ100年が経つ。
さっそく近づいてみよう・・・
しかし無情にも、木の板で坑口は塞がれ、通行することはおろか内部の撮影すらままならない状況になっていた。
しかし、完全に塞がずに空気は通りぬけられるようになっている所からは、東野交通(大田原市?)に保存の意志があるようにも思える。
少しでも隙間を見つけて内部の撮影をした。
上半分は煉瓦製であるようだ。
上半分は煉瓦製であるようだ。
そして、反対側もまた塞がれているように見えた。
現在地はここ
蛇尾川を渡り、反対側にやってきた。
ここから隧道の反対側坑口は見えるのか??
ここから隧道の反対側坑口は見えるのか??
何とか、確認できた。
もう少し間近で見られないものかなあ・・・
この場所には蛇尾川についての説明板が建っていた。
そして、その中には・・・
そして、その中には・・・
昭和30年代の蛇尾橋が写っていた。
プラットトラス2連+アーチ1連の立派な橋だったようだ。
プラットトラス2連+アーチ1連の立派な橋だったようだ。
橋脚の基礎くらいはあるのかと思って探してみたが、見当たらなかった。
ちなみに線路跡は私の探索終了地点から先、この道路になるようだ。
隧道のところで探索は終了なのだが、何だか消化不良のようだ。スッキリしない。
何とか隧道反対側を間近で見たい。
何とか隧道反対側を間近で見たい。
ここは隧道上部の大田原神社境内から、隧道のあると思われた場所を上から覗き込んだ画像だ。
あわよくば降下できないかとも思ったが、絶対に無理!!
あわよくば降下できないかとも思ったが、絶対に無理!!
かくなる上は・・・
この橋を渡り、運動公園の方からの接近を試みる。
もし対岸から見てたら相当怪しい動きに見えるんだろうなあ。
そもそも道なんてないし!
そもそも道なんてないし!
現在地はここ
それでも、何とか予定の場所に着いた。
あとは、上まで登れるかどうかだが・・・
あとは、上まで登れるかどうかだが・・・
結果的には、断念した。もちろん、この場所以外も何箇所か試してみた上でだ。
画像だけ見れば、こんなところ、何で登れないんだと思うだろう。実際、登るだけなら何とかなったとも思う。しかし、帰路に、後ろ向きにこれを下るのは、相当困難だろうと考えたのだった。
結局、消化不良のような探索になってしまった。
(おわり)