【14年8月30日探索・10月18日公開】
現在地はここ
分断の実行犯である柵の左側には妙な平場が続いていた。
もちろんそれは道路らしくない崖の上なのだが、現道開削工事のどこかの段階で、この場所が(もう少し広かったろうが)車道であった事があった可能性が高い。
そんな場所から反対側を見ると・・・
もちろんそれは道路らしくない崖の上なのだが、現道開削工事のどこかの段階で、この場所が(もう少し広かったろうが)車道であった事があった可能性が高い。
そんな場所から反対側を見ると・・・
こ、これは!!
現道から見上げても、反対側にはゆるやかな窪みがあるのがわかった。
それは地図の旧道部分を見て頂くとよくわかる。
現道により分断された旧道はそのカーブ形状から、現道の反対側にもほんの少々だが残っているようだった。
そして私が描き込んだ地図が単なる想像ではない事が今昔マップに載っていたのだった。
現道により分断された旧道はそのカーブ形状から、現道の反対側にもほんの少々だが残っているようだった。
そして私が描き込んだ地図が単なる想像ではない事が今昔マップに載っていたのだった。
そんな訳で何とか反対側旧道に行ってみようと思う。
まずはストレートに崖の法面施工部分を行ってみよう・・・かと思ったが、思いのほか窪みが深すぎてダメだった。
まずはストレートに崖の法面施工部分を行ってみよう・・・かと思ったが、思いのほか窪みが深すぎてダメだった。
少しアツクなりすぎたかな。
冷静に考えようか・・・
冷静に考えようか・・・
現在地はここ
で、結論としてはこの側溝のある場所からの藪突破が一番マシかという事になった。
ヘリオス号は当然下で待機なのだが、こんな中で、しかも棘のある植物も多いので、前進はけっこう大変だった。
わずか10mちょっとの傾斜箇所だったが、下からここまで4分かかった。
何とか平場に到達したっぽいが、この足元のイラクサは何だ!
なるべく触れないように進路を選びながら進む。
何とか平場に到達したっぽいが、この足元のイラクサは何だ!
なるべく触れないように進路を選びながら進む。
ようやく到達した。
このあたりが、路面がオリジナルとは違うかもしれないものの、旧道があった場所で間違いなかろう。
ここへの訪問者は旧道が廃された以降、ほとんど皆無だろうと思う。
ここへの訪問者は旧道が廃された以降、ほとんど皆無だろうと思う。
現道がトンネルだったなら、旧道の余生は劇的に変わっていたのかも・・・
(おわり)