【14年9月14日探索・10月2日公開】
現在地はこのあたり
ここは軌道跡の路盤の大半が流出し、辛うじてその路肩部分の施工だけが残っているという場所だ。
そんな場所から少し進むと、また崩落地が現れた。
ちなみに、この一帯だが、対岸の国道140号線から見るとこんな感じに見える。
これって、崩落というよりも地すべりか??
先ほどから崩落地点があると「もうだめか?」と思うのだが、この場所においても先人の踏み跡があるのが確認できてしまった。
なので、1歩ずつ、慎重に進む。
なので、1歩ずつ、慎重に進む。
国道とは2枚上の画像のような位置関係なので、かすかに車の音が聞こえる。
あとは笛吹川のせせらぎの音と、歩くたびに鳴る私が携帯している熊よけ鈴の音が聞こえるだけだ。
あとは笛吹川のせせらぎの音と、歩くたびに鳴る私が携帯している熊よけ鈴の音が聞こえるだけだ。
この崩落地点をクリアすると・・・
大きな岩に守られた部分の、路盤がそのまま残っている区間になった。
しかしながら、そんな平場のホッとするような区間はほんの一瞬の安らぎだった。
ところで、手前に1本キノコが生えているが、ナカグロモロノカサあたりだろうか?
ここで、ちょっと右の方に視線を移す。
先ほどからの区間のうちのほとんどが、斜面が無理に削られたのが林鉄跡になっている。
先ほどからの区間のうちのほとんどが、斜面が無理に削られたのが林鉄跡になっている。
なので画像ではわかりにくいが、笛吹川の流れがすぐ近くにあったりする。
さて、路盤に視線をもどす。
大きな岩に守られていたのは先ほどのわずかな区間で、その岩が崩れると、より進路が阻まれるのだった。
現在地はこの辺
また比較的大きな崩落地があった。
水路だけが宙にぶら下がっている。今度は谷を横断するための補助ロープなどは設置されていなかった。
水路だけが宙にぶら下がっている。今度は谷を横断するための補助ロープなどは設置されていなかった。
見下ろしてみる。
かなり急な斜面だった。
攻略はまったく不可能ではないのだろうと思うが、ここで撤退する事に決めた。
スマホのGPSで確認した位置によれば、広瀬ダムまでは直線距離で500m強の地点のようだ。
攻略はまったく不可能ではないのだろうと思うが、ここで撤退する事に決めた。
スマホのGPSで確認した位置によれば、広瀬ダムまでは直線距離で500m強の地点のようだ。
結果としては中途半端な距離が探索不能として残ってしまったな・・・
(おわり)