【14年7月21日探索・9月8日公開】
現在地はたぶんこの辺
街道沿いの、それほど大きくない集落をいくつか過ぎていく。
道は1.5車線幅となった。
数キロ手前にあった通り抜けできませんの看板、ようやく2枚目がここで現れた。
数キロ手前にあった通り抜けできませんの看板、ようやく2枚目がここで現れた。
道幅は1.5~2車線幅に断続的に変化する。
遠くに青看が見えてきた。
遠くに青看が見えてきた。
1台のワゴン車が私を抜かしていったが、それがこの地域の唯一の公共交通である乗合タクシーで、1日3往復のうちの1本だった。
青看には「この先2km 行き止まりです」という注意喚起の文字が書かれ、その下には控えめに「二千階段へ 直進2km」という案内看板が付いていた。
こんな登りがあることくらい織込み済みではあったが、それでも乗車~押し~乗車~押しという感じのスローペースで進む。
ようやく山上の集落が見えてきた。
さっきの看板から15分もかけて1kmちょっとしか来ていなかった。
さっきの看板から15分もかけて1kmちょっとしか来ていなかった。
上り勾配も落ち着いた。
標高は500m足らずなのだが、何かこう「山上の集落」「雲上の別天地」という印象が際立つ。
標高は500m足らずなのだが、何かこう「山上の集落」「雲上の別天地」という印象が際立つ。
現在地はここ
見晴らし茶屋までやって来た。
乗合タクシーの終点で、高山二千階段はここを右に行くとあるらしい。
二千階段という名にちょっと惹かれるが、今回はやめておこうと思う。
乗合タクシーの終点で、高山二千階段はここを右に行くとあるらしい。
二千階段という名にちょっと惹かれるが、今回はやめておこうと思う。
少し進み振り返った。
乗合タクシーは折り返しの発車まで約1時間停車中のようだ。
茶屋は営業していなかった。
・・・店舗営業はともかく、最低限の自販機くらいは置いてほしいな。
乗合タクシーは折り返しの発車まで約1時間停車中のようだ。
茶屋は営業していなかった。
・・・店舗営業はともかく、最低限の自販機くらいは置いてほしいな。
既に峠は越えて下りに入りつつある。
ここを右折すると・・・
ここを右折すると・・・
舗装が途切れた。
ゲートは無いが、一応この場所から先の未舗装区間を通行不能としているようだ。
ゲートは無いが、一応この場所から先の未舗装区間を通行不能としているようだ。
左の看板には「平成18年度群馬県林業作業道総合整備事業 二千階段線 延長780m 藤岡市」と書いてあり、一般者の通行は禁止(しないで下さいという柔らかい表現だったが)となっていた。
私は歩行者として(急勾配で未舗装路なので、何かあっても安全に停止できそうにないと判断)下りだが押しでこの「林道」区間へと歩を進めるのだった。
(その3・最終回につづく)