【14年5月18日探索・6月24日公開】
現在地はこの辺
吊橋のところから8分、だらだらとした上り坂が続いていた。
県道810号線に入って初めての集落、なのだが、どうも家屋は2軒しかないようだ。
県道810号線に入って初めての集落、なのだが、どうも家屋は2軒しかないようだ。
近くにバス停(正確には予約制乗合タクシー停留所)があり、その名を見たら「二軒屋」だった。そのまんまだな・・・
いい所だなあ・・・とは思うが、左の崖はごく最近地すべりがあったようだ。
人が住む環境としては、イイことばかりでもなさそうだ。
人が住む環境としては、イイことばかりでもなさそうだ。
先にトンネルが見えてきた。
県道810号線初のトンネル、鳥屋トンネル、昭和60年施工だ。
内部はあまり広くない、という他はまったく普通のトンネルだった。
内部はあまり広くない、という他はまったく普通のトンネルだった。
さらに700mくらい進むと、またトンネルがあった。
左に旧道っぽい分岐があるが、ダム関係者以外立入禁止になっていたので、進入はあきらめた。
現在地はここ
下見原隧道という扁額があった。
竣功を示す銘版がなかったが、ダム完成の昭和42年よりも少し前に完成したのではなかろうか。
竣功を示す銘版がなかったが、ダム完成の昭和42年よりも少し前に完成したのではなかろうか。
内部は、素掘りにコンクリ吹付けだった。
高さ制限3.5mの標識しかなかったが、ここもまた到底隧道内での離合など不可能だ。
隧道を出ると、そこは湖だった。
湖の名は雨畑湖、コンクリアーチのダムの名は雨畑ダムだ。
昭和42年完成の発電用ダムで、所有者は日本軽金属という民間企業だ。
静岡市清水区の蒲原製造所で使う、アルミニウム精錬のための電力をまかなっているそうだ。
昭和42年完成の発電用ダムで、所有者は日本軽金属という民間企業だ。
静岡市清水区の蒲原製造所で使う、アルミニウム精錬のための電力をまかなっているそうだ。
JR東日本なども持ってはいるが、一民間企業所有のダムはかなり珍しい。
現在地はここ
ダム湖の縁を進んでいく。
左カーブ地点があるのだが、大きく回っているのが旧道のようだ。
左カーブ地点があるのだが、大きく回っているのが旧道のようだ。
現道との合流点付近に、変な方向を向いている標識があるが・・・
落石の被害者であるようだ。
本来は矢印が90度左を指していたはずだった。
本来は矢印が90度左を指していたはずだった。
コイツ、何だか不憫だな・・・
(その3へつづく)