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Channel: 埼玉発 おとなの小探険
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山梨県早川町 県道37号角瀬トンネル旧道(前編)

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【14年5月18日探索・6月9日公開】

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/18/54354518/img_0?1402239604

現在地はこの辺
<進行方向は8時だが、現道よりも上側>

山梨県南巨摩郡早川町高住 県道37号南アルプス公園線だ。
これから行く区間は「山行が」で紹介済みではあるが、私としては初探索の山梨県早川町だ。
追体験にはなるが、それでも楽しめそうな廃隧道がまているはずだ。

慎重に道を渡り、旧道分岐へと進む。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/18/54354518/img_1?1402239604

一応、チェーンはあったが、立入禁止表記はなかった。

現トンネルは1980年竣工だったので、それ以前の旧道へと進んでいく。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/18/54354518/img_2?1402239604

小さな沢を渡る。現道はカルバートでクリアしているのだが、この旧道は築堤でのクリアだ。
なお、分岐からすぐは舗装されていない(おそらく付替か工事区間だったためか?)。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/18/54354518/img_3?1402239604

路面は舗装になった。
しばらくはのどかな雰囲気の旧道だった。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/18/54354518/img_4?1402239604

しかし、前方に明らかな異変が確認された。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/18/54354518/img_5?1402239604

ありゃあ・・・

大御所さんが探索した2011年1月の時点ではここの崩落はなかった。
この3年余りの間に起きた崩落のようだ。
困ったな・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/18/54354518/img_6?1402239604

ヘリオスは待機させればいいとしても、単独でもここは危ない。
もし少しでも滑落したら、この角度だからおそらく崖下まで転落する。
止めようか・・・




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/18/54354518/img_7?1402239604

しかし本当に危険なのは2mくらいだったので、4本足を使い、どうにかここを越えた。要した時間は約3分だった。

★この場所は本当に危険です。もしもここを訪問される方が居られたら、2枚上の画像手前から高巻きが可能です。私は帰りにそれを発見しましたが、行きの時点でそれを発見できなかった事を悔やんだくらいです。訪問自体を推奨はしませんが、この場所では高巻きルートをお勧めします★




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/18/54354518/img_8?1402239604

旧隧道到着!
扁額などはないが高長隧道という大正11年竣工・延長50mの隧道らしい。




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/18/54354518/img_9?1402239604

入洞するとすぐに目に入るのは、20mくらい先でさらに狭くなっている事だった。
昭和55年(1980)まで路線バスや観光バスも通ったはずの隧道だが、標識の高さからすると、本当に通れたのか??




http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-3b-a6/takaratta_1152/folder/1619027/18/54354518/img_10?1402239604

「その他の注意標識」と補助標識「自転車 歩行者」が残っていた。
狭い隧道だが、かつての早川町の生命線でもあったので、自転車や歩行者も通ったようだ。

交互通行の信号規制などはなかったのだろうか??

(後編につづく)

  

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