【14年5月18日探索・6月9日公開】
山梨県南巨摩郡早川町高住 県道37号南アルプス公園線だ。
これから行く区間は「山行が」で紹介済みではあるが、私としては初探索の山梨県早川町だ。
追体験にはなるが、それでも楽しめそうな廃隧道がまているはずだ。
これから行く区間は「山行が」で紹介済みではあるが、私としては初探索の山梨県早川町だ。
追体験にはなるが、それでも楽しめそうな廃隧道がまているはずだ。
慎重に道を渡り、旧道分岐へと進む。
一応、チェーンはあったが、立入禁止表記はなかった。
現トンネルは1980年竣工だったので、それ以前の旧道へと進んでいく。
小さな沢を渡る。現道はカルバートでクリアしているのだが、この旧道は築堤でのクリアだ。
なお、分岐からすぐは舗装されていない(おそらく付替か工事区間だったためか?)。
なお、分岐からすぐは舗装されていない(おそらく付替か工事区間だったためか?)。
路面は舗装になった。
しばらくはのどかな雰囲気の旧道だった。
しばらくはのどかな雰囲気の旧道だった。
しかし、前方に明らかな異変が確認された。
ありゃあ・・・
大御所さんが探索した2011年1月の時点ではここの崩落はなかった。
この3年余りの間に起きた崩落のようだ。
困ったな・・・
この3年余りの間に起きた崩落のようだ。
困ったな・・・
ヘリオスは待機させればいいとしても、単独でもここは危ない。
もし少しでも滑落したら、この角度だからおそらく崖下まで転落する。
止めようか・・・
もし少しでも滑落したら、この角度だからおそらく崖下まで転落する。
止めようか・・・
しかし本当に危険なのは2mくらいだったので、4本足を使い、どうにかここを越えた。要した時間は約3分だった。
★この場所は本当に危険です。もしもここを訪問される方が居られたら、2枚上の画像手前から高巻きが可能です。私は帰りにそれを発見しましたが、行きの時点でそれを発見できなかった事を悔やんだくらいです。訪問自体を推奨はしませんが、この場所では高巻きルートをお勧めします★
旧隧道到着!
扁額などはないが高長隧道という大正11年竣工・延長50mの隧道らしい。
扁額などはないが高長隧道という大正11年竣工・延長50mの隧道らしい。
入洞するとすぐに目に入るのは、20mくらい先でさらに狭くなっている事だった。
昭和55年(1980)まで路線バスや観光バスも通ったはずの隧道だが、標識の高さからすると、本当に通れたのか??
昭和55年(1980)まで路線バスや観光バスも通ったはずの隧道だが、標識の高さからすると、本当に通れたのか??
「その他の注意標識」と補助標識「自転車 歩行者」が残っていた。
狭い隧道だが、かつての早川町の生命線でもあったので、自転車や歩行者も通ったようだ。
狭い隧道だが、かつての早川町の生命線でもあったので、自転車や歩行者も通ったようだ。
交互通行の信号規制などはなかったのだろうか??
(後編につづく)