【18年10月7日探索・19年6月24日公開】
神奈川県足柄下郡箱根町湯本 国道1号線の旧道(明治31年の地図にはそれっぽく描かれている)、要は旧東海道であろう道だ。
この先、白い車が通るあたりなんだが、左の方に階段がある。
階段があり、その先では箱根登山鉄道をくぐるガードがある。
階段は牛頭天王神社へ行く参道であるようだ。
ちなみに、階段から30mも進むと、現国道と合流する。
箱根町の交通安全都市のモニュメントがある場所、でピンとくる方も居られよう。
さて、何かソソラレル参道を上って行こう。
ちょうど小田急のロマンスカーGSE(70000系)が通過した。
ん!
箱根登山鉄道をくぐるガードは床面が鉄板だった。
天王沢橋梁という名だった。
2011年10月と書かれているが、塗装されたタイミングだろう。
竣工について、ちゃんと確認しなかったが、昭和10年の鉄道線開業時のものだろうと思う。
水路の上に歩行者用通路が造られたようだったので、改めて少し戻って確認した。
確かにそういった造りになっていた。
橋梁をくぐり、振り返った。
石造りの橋台がなかなか素敵だ。
割とまともなコンクリ製の階段を上がっていく。
(後編につづく)