【18年10月7日探索・19年6月25日公開】 コンクリートの階段を上がったところでの光景はこの線路だ。 この区間の線路は小田急線車両用の狭軌(1067㎜)と箱根登山鉄道線車両用の標準軌(1435㎜)が両方通行できる3線軌条になっていた。 階段は踊り場の場所で左折し、まだ上がる。 そしてこの先は石の階段になった。 牛頭天王神社の鳥居だが、昭和46年の建立と、歴史の中では比較的最近のものだ。 階段は、だんだん怪しくなる。 とは言え、手すりもあるのでそれを利用し慎重に上れば・・・ 境内に着いたようだ。 怪しげな小屋があるが、神事の用具の倉庫であろうか。 境内はさほど広くはないが、大勢が一堂に集まったりしなければ大丈夫な広さだ。 天下泰平、牛頭天王、村内安全、と刻まれていた。 この石碑(石仏?)の建立については、年代が刻まれているかどうかちゃんと見なかったが、参道の石段は明治26年(1893)に造られたというので、少なくともその時代のものだろう。 村内とは旧湯本村の事である。当時の村の氏神様であったそうだ。 この祠が牛頭天王であるようだ。 私も挨拶のために参拝した。 (おわり) |
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神奈川県箱根町 牛頭天王神社と参道(後編)
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